YouTubeが各ビデオの詳細なアクセスデータを公開

YouTubeが各ビデオの詳細なアクセスデータを公開した。これは面白い。こう言うのを見せられるとどんどん動画撮るかと言う気にもなる。

まずは、他人の動画がどうなっているのかを昨日公開されたNHKの日食ビデオで見てみよう。
参考資料
プレヤーの下にある「Statistics & Data」のプルダウンをクリック

すると再生数がどう伸びたか、どこでどれだけ再生されたか、どの国で再生されたかが見られる。
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自分がuploadしたビデオに関してはもっと色々見られる。自分のアカウントに行くと、「Insight」と言うメニューが見られる。ここに入る。
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再生数の他に、注目度(どうやって出してるんだ)、男女比、年齢別比、国別などの詳細なデータが見られる。
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角川が涼宮ハルヒの憂鬱の新作第8話をきっちりYouTubeで提供して来た件

角川、やるなあ。HDではないけどHQ画質だし。

YouTubeの角川チャンネルに行った方がもっと大きい画面で見られる↓
http://www.youtube.com/watch?v=mCIibwozScg&hd=1

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YouTubeの動画再生プレヤーに広告が出る様になった件

動画の再生画面で出てきた。
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(クリックで拡大)

これ、何?
uploadした人が設定できる様になったんだったっけ?

いずれにしても、もの凄く鬱陶しい。

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ネットトップのあり方を一夜にして変えたYouTube

しつこくYouTubeのHD対応の話で申し訳ない。今の内に思った事は残しておこうと。

さてこれに先立つ記事では1.YouTubeがHD対応した。uploadするとこんな感じ。2.YouTubeがHD対応してTV・ストリームサイト・ニコ動など動画提供者脂肪。と言う風に1.動画をuploadする人、2.動画のインフラ提供者の順に書いてきたが、今度は動画を見る側の話。

2ちゃんのスレの反応を見ると意外にこのYouTubeのHD動画をするすると(ぬるぬると言う表現はいいのか悪いのか微妙なので)再生できない人達がいる事が分かった。私もPentium4 2.66GHzのPC(XP GPU再生支援なし)で今回HD動画としてuploadされていたAIRや狼と香辛料やToLOVEるのOPを見てみたが再生が辛かった。再生停止が頻繁に起きる。だからそこそこの力を持ったPCが必要だと言うのが分かった。とは言っても夏に組み立てたAthlon X2 4850eのマシンでは問題無かったので、現在販売されている「普通の」デスクトップなら大抵問題あるまい。

問題は「普通」ではないPCだ。

それは何かと言うとEee PCで火が付いたAtom搭載PCの事だ。ネットブック・ミニノート、あるいはネットトップと言われるPCは「ネットに繋げる程度ならこれでも充分。ニコ動だって見られるじゃん」と言う位置づけで市場が形成されて行ったものだ。確かに先週まではそれで良かった。ネットで普通に訪問する先で一番重いところと言えばニコ動あたりだったのだから。

ところがネットで普通に訪問する範疇にあるYouTubeがHD対応した事で話が変わる。試してはいないが過去の状況証拠(c-kom.homeip.net)からこれまでに出ているAtom搭載PCではとてもではないが見られたものではないだろう。私はYouTubeには絶対行きませんとか言うなら話は別だが、何かのはずみで(例えばウェブメディアの記事の中で紹介されているとか)行く可能性はかなり高いだろう。そんな時に悲哀を感じる様なネットトップを「これから」買う選択肢として良いのかと言われれば良いとは言えまい。

そうなるとせめてYouTubeのHD動画は再生できる程度の能力は持った廉価なPCが今後のネットトップと言う事になる。ネットトップの性能の位置づけが一段上がった訳だ。ユーザにとってはこれは「もうちょっと性能のいいのにしてくれればいいじゃない」で片付けられるかも知れないがPCを作る方はその要求に対してはAtomを選びがたくなり、設計を変えなくてはならない。

これによってAMDはAtomによってすっかりIntelに侵襲され放題だったローコストPC市場で一息入れられるかも知れない。丁度AMDは現状のネットブック市場には参入しないと発表したばかりだ(CNET)。Atomプラットフォームではネットブックやネットトップとして性能不足となればこの方針が生きてくる。AMDのCongoとYukonがどんな姿で登場するのかは分からないが、ここの領域を覆える物であればAtomの後釜を狙えるだろう。

PCメーカーが似たり寄ったりのネットブック/ネットトップを並べて先が見えてしまった様なローコストPC市場が来年また面白くなりそうだ。個人的にはAMDが元気な方がIntel一辺倒より選択肢が増えて嬉しい。

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YouTubeの720p化対応でもう深夜アニメもニコニコ動画もストリームサイトも不要になったんじゃないの

と、とりあえずタイトルは極端な方向にふっておくw

話を簡単にする為に対象はアニメにしておこう。既報のとおりYouTubeが720p(1280x720)対応した。これを地上波のTV放送と比較するとアナログ波は問題外として地デジの1440x1080に迫る数字だ。しかしアニメ番組を見ていて分かる様にそもそもそれに見合う画質で放送されていない。地デジのくせに超額縁だったり酷いアプコンで見るに堪えない画質だったりと「地上波で綺麗なのを流したらDVDが売れないから」と言わんばかりの(言ってるんだけど)モノが飛んでくる。

だったらもうYouTubeの720p再生で充分カバー出来るじゃないか。

深夜アニメがDVDなどの商品を売る為の広告塔であるのは既知の事。要は購買層に知らしめられればそれでいいのだ。現時点では未だに「TV放送します」の方が広告塔としてのインパクトがあるからそちらで放送枠を買い取って放送しているが、インフラとしてYouTubeが地上波に取って代わりうる場所に来たのだからあとはどちらが投資効果があるかだけだろう。

YouTubeで公式チャンネルを持つのにどれ位の費用がかかるのか分からないが地上波の枠を買ってアニメを放送するのが費用的に辛いメーカーは共同体を作ってYouTubeで流すのはどうだろうか。パートナーブランド(Wikipedia)とか。どんなものだろう。

本当はこう言う位置をニコニコ動画が獲得しなくてはいけなかった。それがニコ動黒字化のひとつのポイントであり今現在確かにそれは頑張っているがブレイクしていない。Candy boyやペンギン娘で地歩を固める一歩となるかと思ったが蓋を開けてみれば結局は共有サイト並みの画質で、これでは現時点では地上波と戦えない。回線費用の為か、プレミア会員と無料会員で差別する為かは分からないがここで踏み込めなかったのはスタートとして良くなかった。これは先月の3日に書いた記事のとおりだ。そこで私はニコ動に残された時間は少ないと書いた。

今や世界に冠たるGoogle様がバックアップするYouTubeが720p対応したのだからニコ動の出る幕は少なくなった。しかも今現在でYouTubeはPCの全画面表示が出来るがニコ動にはそれが無い。YouTubeはログインする必要も無いしね。

ニコ動と同じ事が言えるのは国内のストリームサイトだ。公式のくせに画質も大したこと無くその上広告収入を狙って前後にCMがぐだぐだ入ったり全画面にならなかったりと悲惨な事この上ない。費用の関係で地上波の放送地域をカバー出来なかった申し訳に「ストリームでやってるからこっちで見てよ」と言っている程度にすぎない。こんなもの到底地上波の代替にはならない。

コンテンツ提供側がちょっと考える方向を変えればニコ動も国内ストリームサイトも軽く吹っ飛ばされるだろう。あとは「TV放送」と言う神通力がいつまで通用するかだ。

え?

YouTubeみたいなコピーコントロールのきかない所で流したら好きな様にdownloadされてそれが動画共有サイトにuploadされるって?
その動画共有サイトってどこです?w

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YouTubeがHD画質(720p)に対応した(fmt=22)と聞いて試してみた

これまでにもfmt=18の存在は知られていたが、YouTubeのURLにfmt=22と言うパラメーターを付けると1280x720のHD画質の物が再生できると聞いて試してみた。

再生だけのレポートは既にこちらで上がっている↓
YouTubeを1280×720のHDで鑑賞するキーワード「&fmt=22」(oshiete-kun.net)

しかしHD画質の物が上がってくるのを指をくわえて待つだけでは意味がない。使う事にも意味がある。と言う訳で今まで団地の内部映像などのHD動画はeyeVioに上げていたのがひょっとしたらYouTubeでも行けるんじゃないかと試してみる事にした。

まずは既に持っている1920x1080の動画をYouTubeにupload。元ファイルはXacti DMX-HD1000で撮影した物。今月3日に松原団地に行った時のを使ってみた。

結果:×
High Quality再生はぐたぐたに乱れた画像になって使い物にならなかった。

そもそもの能力は1280x720だと言うので新たにHD-HR:1280×720ピクセル(60fps・12Mbps)と言うモードの動画を撮影した。

結果:○
紅葉(HDテスト)(YouTube)
※教えて君.netにある様に、HQ再生で全画面にする。
但し元画像から見たら随分劣化している。まあYouTubeの最初の頃の画質から見たらずっとマシではあるが。

そこで比較の為にeyeVioに同じファイルをuploadしてみた。

紅葉(HDテスト)(eyeVio)
※HDボタンをオレンジ色にしてブラウザを全画面にしてから全画面モードにする(要は真の全画面にならない)
YouTubeよりは綺麗な画面(ソメイヨシノの木の幹の再現性とか)。但し上述の様に本当の全画面にはならない。それよりも致命的なのはこのファイルを17:52にuploadしてHD再生出来る様になったのは21:30だと言う事だ。たった18秒の動画をHD再生出来る様になるまでに3時間30分!今晩中に記事に出来るかどうかやきもきしたよ!

eyeVioはフルHDにも対応しているのは良いのだが、何せ変換が遅い。HD画質が再生出来る様になるまでn時間の単位でかかるのが大きな問題だ。その一方でYouTubeの変換は早い。ものの何分かで再生可能になった(大きさなどに依存するとは思うが)。

そう言う訳でYouTubeのHDにするか、eyeVioのHDにするかはその用途によって使い分けが必要だ(少なくとも現時点では)。

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【動画あり】ドコモN905iでYouTubeを見てみた

YouTubeがドコモ対応したと言うので、さっそく見に行ってみた。
動画の再生画面をXactiで撮影してみたもの↓

Online Videos by Veoh.com
普通に再生できます。
問題になるのはパケ代だけw

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YouTubeにTOKYO MXチャンネル

キタキタキタ
TOKYO MXがYouTubeにブランドチャンネルを開設。昨年既にBlogTVをYouTubeに載せたりしていたが、本格的に進出した。東京MXのこう言う動きの速さは良いね。で、以前から希望していた石原都知事の定例会見が配信されている。なかなか面白いのでこれまで見られなかった人は興味があったらどうぞ。

醍醐味は記者と知事のやりとりw
参考資料:

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YouTubeで金儲けを企む人間の手口

人が集まる所に餌を撒けば金儲けになる。

YouTube“人気動画の作り方”──作為的アクセス増加で議論(ITmedia)

Googleの検索ランクを上げるのに血眼になる様に、今やYouTubeで注目される動画の位置を占める事は重要な利益誘導手段となって来ている。ましてやYouTubeがこう言う事(YouTube、投稿ビデオに広告収入を分配へ--対象は人気制作者に限定)を始めるならばなおさらだ。

実のところYouTubeの周辺的なサーバアプリの作りはかなり弱い。

たとえば利用者が増えた頃から顕著だが検索機能はよく破綻する。システムが重くなったと思われる時には決まって検索のインデックス登録が停止し、新しくuploadされた動画が検索結果に登場しなくなる。つい一ヶ月前も2~3日間この状態だった。そして当然の如く普段でもuploadしたての動画は検索結果には登場しない。おそらくバッチ処理で一定時間毎にインデックスされているものとみられる。もっともこれはこれだけの規模になれば仕方ないだろう。だが何日かに亘って検索対象にならないのはいただけない。

またこの記事で指摘されているアクセス数だが、これがまた簡単にカウントアップされる。一応一つのブラウザで何度閲覧してもそれは1回と数えている様だが、記事中の「大学生はネットに精通しており、自動的にアクセスを繰り返すプログラムの利用などさまざまな手段を駆使して、人為的にアクセスを増加させたという。」と言うのはおおげさで、ちょっとスクリプトを書けばあっと言う間に1,000や2,000のviewを弾き出せる。やりすぎるとYouTube側から遮断されるかもしれないが。

さてこの記事でとりあげられた話は米国のユーザがからんだ話だが、ひるがえってYouTubeのもう一つの巨大なユーザ層である日本人は一体YouTubeをどう使っているのだろうか。誰かこの辺りをリサーチしてくれれば面白い結果が出そうなのだが、個人的な予想ではYouTubeから一本釣りしてくるサイトや掲示板があってそこから拡散しているのではないかと思う。YouTubeそれ自体から発掘してくる層は少数派ではないか。トレジャーハンターならぬビデオハンターが少数居てそこを経由して見ていると。

そうだとしたら対象が日本人に限っては「作為的アクセス増加」はあまり効果が無い事になる。何しろ直接YouTubeに探しに行かないからview数など関係ない。ビデオハンターがどれだけview数に引きずられるかだが、それ程は影響がないのではなかろうか。

日本でのYouTubeの閲覧構造がこの通りだとすれば、昨今増えた動画紹介ブログもこの流れの中にあるだろう。人が寄ってきそうな動画をYouTubeから拾ってきて閲覧数を稼ぎ、サイトにはアフィリエイトを山の様に散りばめておくのだ。本当にYouTubeから発掘しているのならアフィリエイトもその労力の代償の様な物だが、中にはマッチポンプの様に自分が動画をYouTubeにuploadしてそれを紹介ネタにしてアフィリエイトを稼ぐ所もある。典型的なのはTV番組を録画してYouTubeにuploadし、それを紹介すると言うもの。或いは最近増えてきたのはニコニコ動画が一定程度クローズドなのを踏まえて、ニコニコ動画から抜き出したビデオをYouTubeにuploadしてそれを紹介すると言うサイトだ。

もっともそれを見越して最近では撃墜を狙ったスレが2ちゃんねるにはある様だが。
【アニヲタ】YOUTUBEの違法動画にフラッグを建てるスレ 3本目【涙目w】
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1178519366/

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YouTubeに政見放送をuploadするのは公職選挙法違反だろ

最初に断っておくが、ここでは今現在ネットで行われている行為を紹介し、その行為に対して言及するものであって特定の候補を支持したり逆に貶めたりするものではない。

統一地方選挙が始まり、TVでは公職選挙法に基づいた各候補の政見放送が流されている。その中で、東京都知事選に立候補した外山恒一氏の政見放送の内容が奇抜であった為、早々とYouTubeにキャプチャされた動画がuploadされている。YouTubeにある政見放送の動画に対して直接リンクを貼るのはここでは避けるが、これを見たネット上ではその内容に対しておおいに反応が起きている。

例えばkizasiチャンネル東京都知事選立候補者の外山恒一氏を見ると3/26から凄まじい勢いでブログでの言及が行われているのが分かる。
(参考画面↓)

しかしながら政見放送の動画をYouTubeにuploadするのは明らかに公職選挙法違反だろう(参考1(hokkaido.jp)、参考2(itmedia.co.jp))。インターネットでの選挙活動を禁止している今の公職選挙法が良いか悪いかはここでは置いておくとして、現行の公職選挙法では禁じられているのだから。だから、YouTube上に政見放送の動画をuploadするのはもとよりおそらくブログ上にYouTubeのプレヤーを貼るのも違反になるのではないか。リンクは・・・どうなんだろうねえ・・・。

総務省もネットのこの様な動きは今回はついて来られなかったとしても夏の参院選までには明確なメッセージを国民に出しておかなければならないのではないか。あるいは統一地方選直後にメッセージを出した方が効果的かもしれない。

ついでと言っては何だが、これは選挙活動じゃないからセーフ?w↓

外山恒一の憂鬱
Added: 2007/03/26 19:24:46 (JST)
From: ch1248
Time: 26sec
View in YouTube by YouTube Ref. BOX

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