7インチのAndroidタブレットを求めた理由は3点ある。
・アニメ視聴時に「この声優さん、今期は他にどの作品に出ていたっけ?」などとふと疑問が沸いて軽くネットで調べたい時がある。そう言う時にパーソナルチェアに腰掛けたまま手元で簡単に使えるWeb閲覧ツールが欲しかった。
・コミケカタログをタブレットに放り込んで当日持ち歩きたかった。古くはWindows95時代に東芝Librettoでそれをやったがあまり機動的ではなかった。
・外出時に地図や製品情報をWebブラウザで見たかった。
いずれも携帯のフルブラウザが登場した時、iPod touchが初めて世に出た時、毎回トライしては「うーん、だめか」と断念して来たものだ。今年の頭にiPadが出たがあんな重い物、そしてアップルのSDカードを自由に使えないと言う閉鎖的な設計が問題で使う対象には全くならなかった。
そう言う訳で現時点での最適解は7インチのAndroidタブレットで400g未満の物と言う事になった。その中で調達出来たのがSmartiaであり、これで上記目的は概ね達成された。
但し、こいつは今時感圧式パネルなんだよね。「えーマジ感圧式?」「感圧式が許されるのは2009年までだよねー」と思っていて、GALAXY Tabいいなとか感じていた。但しあいつは端末の性能どうのと言う以前にドコモの回線料が月々7,000円もするのがどうしても許せない。許せないって言うか、負担出来ない。(ビックカメラの説明員の話ではYahooのトップを20回表示したらパケット上限を突破するのだそうで、GALAXY Tabを使ってパケホーダイしないのはありえない)
Androidの定番のアプリをいくつか入れて、コミケカタログビュアーを入れて、大体こんなものかなと思ったが、そうだ、どうせならメモとか出来る絵の描けるアプリを入れようとアプリの検索をしてみた。
そしていくつか入れては消ししてみて辿り着いたのが「お絵かきうp.APK」。
・ペン、ブラシ、消しゴム、スポイトのツールが使える
・ペン、ブラシのサイズが変更できる
・アンドゥがある(無限かどうか分からないが相当アンドゥ出来た)
・拡大縮小(見た目の)が出来る
・レイヤーが(2つ)ある(これ重要!)
・7インチの画面が使える(いくつかはスマートフォンの5インチサイズにしかならないものがあった)
・無料で、なおかつ広告が無い(笑)
そんな訳でさっそく描いてみた。
そして、あの「えーマジ感圧式?」がここでは逆に大きなメリットとなった。
上のレイヤーに主線を描く
下のレイヤーで色を塗る(途中経過)
怪盗アルセーヌ完成
こんな描き方、スタイラスペンを使うデバイスじゃないと無理。
ただ、主線を描いて、下のレイヤーで色を塗って行くとどんどん動作が重くなる。メモリを喰ってるのかな。仕上げの頃にはスタイラスペンを動かしてから2秒以上経って画面が描かれる様になった。
描いた絵はTwitterに投稿出来るし、pngファイルでの保存も可能(上のイメージは保存したファイル)。注意すべきはファイルを読み込んでそれに描いて行くのは出来ないので、一旦終了させたらもう続きが出来ない。
それはともかく、無料でこんな高機能アプリがあるなんて、作者に大感謝。