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ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第9話

皇后陛下が病に倒れた。その様子から黄玲琳の時と同じ。これを聞いた中身玲琳はおそらく呪いだろうと言う。何故ならば伝染病ならば黄玲琳の女官達が真っ先に病に罹っている筈、黄玲琳の病は破魔の弓弾きで快方へ向かった。だから呪いの筈だ。

朱雅媚の本当の狙いは黄絹秀の暗殺。しかしそれには黄玲琳が邪魔だった。黄麒宮に本来の黄玲琳が居た頃は薬草を栽培し宮内を静謐に保っていたので呪いが通じなかった。だから黄玲琳を排除する必要があり、それで黄玲琳と朱慧月を入れ替えて二人を亡き者にしてしまえば暗殺が成功する。

そして中身玲琳は尭明に頼む。また自分に破魔の弓を与えて欲しい。でも尭明はそれを許さない。どう頼んでも駄目だ。

ならばもう結構でございます。
あ、中身玲琳が尭明を見限ったぞ。
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最初の獣神の儀でも中元節の儀でも尭明は信じてくれず、そして今回もまた。もう尭明に何かを頼むのはやめた。好きにさせて貰う。そう言って中身玲琳は外へ。それを止めようとした尭明があの泉の水で見てしまう。真実を写すと言う紫龍泉の水に写ったのは朱慧月の姿ではなく黄玲琳の姿。ここでやっと尭明は気がついた。あいつの本当の中身は黄玲琳だ。だったら今日ここまで自分は黄玲琳の言葉を全く聞かずに何をして来たのか。慌てて追いかける。

中身玲琳、どこに向かったのか、勝手に玄家の弓を?と思ったけど、そう言えば慧月に入れ替わりを解いて貰おうと言っていたっけ。だから到着したのは黄麒宮。「封」とあるのは皇后の病の為に封じられているのだろう。これでは中に入れない。

と言う所に莉莉到着。丁度良かった、そこで屈んで欲しい。踏み台にするのだ。中に入ってどうするのかと言う莉莉の問に、中身玲琳は自分がもう自分でなくなってもまた会いに行って良いかと言う。莉莉はその意味する所を察する。だからそれは嫌だ。初めて主人と仰げる人と出会えたのに。でも黄玲琳はこの縁を断ち切るなんて事はしないと言うのだ。莉莉を黄家の女官として迎えましょう。

と言う事で、莉莉を踏み台にして黄麒宮の中へ。よくもまああんな高い塀を。
遅れて尭明が到着したが、皇太子殿下と言えどもこの封の中には入れない。

黄絹秀が病の中で過去を思い出す。20年前に黄絹秀と朱雅媚は同時に妊娠する。あれ、これって「薬屋のひとりごと」でも似た事があったな。こう言う時は片方が不幸になって片方が子を無事になすのだ。そのとおりに朱雅媚は子をなせず、黄絹秀は男子を生んだ。そんな時だったから黄絹秀は朱雅媚の所に見舞いに行けなかった。他の貴妃達は行ったのに。

そこにセーラームーン、じゃなくて金麗雅が皇子誕生祝いにやって来た。こいつがもうとんでもない事を黄絹秀と朱雅媚に言うのだ。朱雅媚の子の分まで龍気を吸い取って皇子が生まれましたなとか。金麗雅は朱雅媚の方にはもっと酷い事を言ったのだ。朱雅媚は枕を投げつけてまで怒った。これ、諸悪の根源は金麗雅ではないか。

でもこれで黄絹秀は朱雅媚を立ち直る為に何が必要かを考える。それは恨みの目標として自分が受ける事。あれ、これでは朱雅媚を倒すんじゃ黄絹秀の気持ちと合わないではないか。

たまたま冬雪と出会ったので、絹秀の病状にどの薬が良いのかを教えて指示する。そして中身慧月の所へ。

夢のようだった入れ替わり生活はもう終わり。
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「夢のようだった入れ替わり」
完全に楽しんでいたな。

中身慧月の所に行って、入れ替わりを終わらせましょう、絹秀皇后は蠱毒にやられている。だから入れ替わりを終わらせて破魔の弓を引かねば。それを聞いた中身慧月、なぜあなたがやらねばならないのか。武官にやらせればよいではないか。

ここでやっと中身玲琳がそれに気がついた。
それで良かったのに尭明にあんな啖呵を切ってしまった。人生で一番恥ずかしい。
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中身慧月曰く、破魔の弓を引くのでは一時的なもの。呪い返しをしなくてはならない。毒を以て毒を制する。しかし今から蠱毒の準備など間に合わない。以前、中身慧月が香炉を破壊した時に出たのは蜘蛛だった。だから蜘蛛をやっつけられる蠱毒が要る。

あー、あの時の壺がここに来て役に立つのかよ!
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裏口を通って中身玲琳は中身慧月を引っ張ってあの東屋へ。

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