ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第10話
黄絹秀が呪いによって病に倒れた。破魔の弓をひく為に中身慧月との入れ替わりを解こうと黄麒宮に行ったものの、そんなの武官にやらせればと言われて違う方向に頑張ってしまった自分を恥じる中身玲琳。
しかし根本的な対処には呪い返しをしなくてはならない。それには蜘蛛の蠱毒を制するムカデの蠱毒がと言われて、以前それを知らぬうちに作ったのを思い出して東屋へ。
黄麒宮の前では尭明が繰り返し叫んでいると流石に中から上級女官の冬雪が出て来た。自分を中に入れろと言う尭明に冬雪はそれは出来ぬと言う。それは皇太子が入っては慧月を強制的に罰する事になり、その事は玲琳の望む事ではない。真の主人の命令を蔑ろに出来ない。
が、ここで尭明が覚悟を見せた。冠を外し髪を下ろして今の自分は皇太子ではないと言うのだ。つまり皇太子の権限は使わぬと。
鷲官長は鷲官長で、破魔の弓を守れと言われて確保に行ったが、慧月が来る気配はない。一方で以前玲琳が病に倒れた時に慧月がこの破魔の弓をひいて治した。ならば鷲官長である自分が今度は破魔の弓をひいて少しでも皇后陛下の病を調伏しようと。
ところが破魔の弓の弦が切れてしまった。これは何かおかしい。鷲官長が最初破魔の弓を触った時は何かに怯えていた感触があった。そこに馴染みある玄家の手が触れた事で緊張の、まさに糸が切れた様に切れた。
水の気を鎮める気と言えば土の気。それは黄家の気ではないのか。しかし前にこの破魔の弓を引き続けたのは朱家の慧月だった筈ではないのか。あれは実は黄家の玲琳?それを確かめに朱慧月のあばら家に行かねば。
そのあばら家ではそのつもりがなかったのに作ってしまったムカデの蠱毒を使おうとしていた。それを使おうとするのを見て莉莉は尭明が黄麒宮に向かったのを教える。多分尭明も気づいている。
こうなったら先ずは入れ替わりを解消しましょうと中身玲琳は言うが、中身慧月はそれはしないと言う。この期に及んで保身かと怒る莉莉だが、呪術的に出来ないのだ。入れ替わりの呪術と、蠱毒の呪術、どちらも大きく気を使うので同日には出来ないと言うのだ。
と言う事で今日は蠱毒の術を行う。壺に呪いたい相手の名前を書く。今回は朱雅媚の名前よりも今発動しているあちらの蠱毒の蜘蛛を標的にする。朱雅媚を直接の標的にするよりは気持ちが楽だが、呪いが破られたら結局朱雅媚に呪い返しが行くのだけど。
蠱毒の呪術を開始。そして贄として中のムカデを殺す。でもここで中身玲琳が気づいた。もし失敗したら呪い返しを受けるのは中身慧月。それに気づいたのかと中身慧月だが、これが自分が中身玲琳に詫びる方法なのだと言うのだ。自分が何とか輝きを放てるのがこれだ。
でもそんな中身慧月に中身玲琳は流れ星に願った2つ目の願いは友だと言う、対等に接しくれる友が欲しかった。それが慧月だと言う。友になって下さい。嫌だと言っても勝手に友誼を結ぶけどね。だから呪いも半分こ。
と、ここに朱雅媚が入って来た。やめろと。それを莉莉が止めようとしたが、朱雅媚は短刀で切ろうとしたから中身玲琳が防いだものの、それで朱雅媚の人質になってしまった。
朱雅媚が脅す。その蠱毒の壺を置け。折角出来た友とあなたの身体がどうなっても良いのか。
まさに中身玲琳の首に刃物を立てるので、思わず中身慧月は壺と刀を置いてしまった。これで隙が出来た朱雅媚を中身玲琳が引き離して倒す。そして壺のムカデを踏み潰して素手で仕留めた!と。
これで朱雅媚の呪いは破れ、呪い返しが。錯乱した朱雅媚が落とした短刀を掴んで中身玲琳へ。ここで朱雅媚を押さえる者ありけり。いや尭明にそれは無理ではと思ったら、鷲官長の方だった。
一迅社のCMで次回で終わりって言っていたので、次回最終回。

