バンドリ! ゆめ∞みた・第11話
葛西海浜公園でこれまでの確執が大体全部溶けた。ユノはもう大丈夫だろう。都子が未だだけど、みんながどう思ってくれているのかは分かって貰えたのではなかろうか。
そして律はお腹が空いた。
ユノは帰宅してから何か文言をAIに作らせていた。まさか歌詞を作る助けに表現方法を挙げさせているのかと思ったが(表現方法がどれだけあるのか、は別にAI使って良いと思う、作詞として、あ、ユノは作詞担当じゃなくて作曲担当じゃん)、久しぶりの挨拶の文面だった。それは聞き方が、プロンプトが悪い。紙の手紙の挨拶の文面を期待してるみたいな聞き方だから。
結局ユノはメッセージで「会えるかな?」と送ったら速攻で「おけ!」と来た。koharuって、前回キャスト欄をちゃんと見たから分かる。うちだまさんが声をあててる中学時代のバンド仲間だ。
待ち合わせは万世橋の上。約束の時間より全然前に来てたらkoharuも20分前に来た。二人でエキュート神田万世橋へ。koharuはユノに夢がかなったじゃんって言うけど、そのあとあの時のかえで とゆいな がそれぞれ今なにをやってるのか教えて貰う。じゃあkoharuって何をゆめみたのか。ここで作詞に入っていたと言うのはそれが夢なのか。
ともあれkoharuと話す事でユノがあの時なんでバンドやめちゃったんだ、自分だけ置いて行かれてしまったと思っていた事が違うと言う事に気がつけた。
ところでこれまでにも何度か画面に出ていたけど、あのリストバンドってこれだけ演奏会をやったと言う意味になるのか。リストバンドはコミケの入場証か、入院時の患者識別のしか見たことが無かったから(当然使い捨て)そう言う思い出みたいな意味があるとは今回まで知らなかった。
その頃、ビオラの捏造ビデオが完成していた。あられへのプレゼントって言ってたけど。
律があられの家に遊びに来ているところへらきから電話。大変だよ、また炎上してるよと。それはビオラが捏造したビデオで、都子が激しくあられを非難してる様に作られた動画だった。でももうあられはこのやり方では動じない。世間で炎上商法と言われるのだけは嬉しくないけど自分自身へのダメージは無い。自分には。でも都子はどうなんだ。
ののかもユノも動じてない。全然動じてない。ユノはよく分かっている。そんなものでどうこう言ってるのは限られたエコーチェンバーだけ。
都子はこの動画を作ったのはビオラだよねと会っていた。だってあの言葉はビオラと会った時だけに話した。ビオラは否定しなかったみたいで、これでやっと都子はビオラにやられたとはっきりと理解した。信じていたのにと打撃は大きいけど。
自分の心の奥底まで理解してくれる人だと思っていたのに。
えー、そんな他人が出現したら私は嫌だな。凄い嫌だな。奥底なんて理解して欲しいものなのか。
人間関係は整理されて来たけど、気がかりはタイアップ曲の情報が漏れてる。これってこの後何かあるのかな。
その話をしながら屋上に上がったら、お昼の場所にユノも居た。あ、ユノも同じ学校だったのか。都子がすっかりやつれてやって来た。でも都子って意外と強いんだよね。分かったらちゃんと考えを改める力がある。それを押してくれたのはののかだったか。ののかが陽気すぎていつかどうなるか心配だったけど、大丈夫か。
こうして立ち直りへ向かう都子だけど、贖罪の秋葉原マラソンお百度参りって、何?
あのラブライブで有名になった男坂を百回駆け上るのか?

