« ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第6話 | Start | 対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~・第7話 »

透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。・第7話

空野がウーロンハイを飲んでしまったせいでもんじゃ焼き屋で盛大な告白をしてしまい、それを動画にされて冬月に送られてしまう。

ところがそれ以降、冬月とはぱったりと連絡が取れず、大学にも来ない。
前回はきっとベッドの上で悶絶してるだけだよ、なんて気楽な感想書いたけど、そんなのは全部吹っ飛んでしまった。

とにかく冬月は大学に来ないしLINEで既読もつかない。全く連絡が取れない。空野はあの冬月と待ち合わせるならと言う相生橋の南西橋詰に来てマンションの方を見るが全く形跡は無い。

テラス席に行っても冬月の姿は無い。思わず冬月と話がしたいと口から漏れる空野だが、それに気づいて恥ずかしがるが、いや、もうあれだけ盛大に告白したのだから今更照れるな。

ただ、空野には過去のトラウマがある。親の離婚の時に或日突如として父が居なくなる。だからもう突然人が居なくなるのは勘弁して欲しいのだ。

やがてそこに早瀬がやって来たがすっかりやつれた様子だった。自分があんな事をしたせいで冬月がどうにかなったと思うと精神的にすっかりやられたらしい。いつもはあんなに行動的だけど、こう言う面は弱いと言うのだ。
参考資料

早瀬は変な動画を送ったからかなと言う。変ってのは人の告白を茶化す様なと言う意味。

ここにさらに鳴海が駆け込んできた。新富町から近い大きな病院で冬月を見かけた。新富町方面と言うと聖路加病院かなと思ったが、なんか違うな。

受付で患者の情報を聞こうとしてもそりゃ今どき個人情報を漏らす病院なんて無い。どう事情を話そうと駄目。だって病院側からしたらその事情が本当かどうかなんて分からないのだから。

それで病院内で自力で探そうとする。あとから早瀬もやって来るが、二人で探すと言ってもそんな探し方出来ないよ。

今って病棟に入るにはナースステーションでゲートを開けて貰わないと入れない。なのに病棟をウロウロするのだ。一応ジロジロ見られるけど。

そして病棟をうろつける前提でないとこの先に繋がらない。

そうこうするうちにピアノの音が聞こえた。以前記念会館のピアノの音の確認してねと言われて弾いた事があったから当然空野はそちらに引かれていく。キッズルームの中ではピアノを弾く女性が居て、そのピアノには白杖が立てかけられていた。これはもう冬月に間違いない。ちゃんと元気な姿で居てくれた。思わず涙する空野。LINEに連絡して早瀬もやって来た。

演奏が終わるのを外で待って、冬月が出て来てこちらの来るのを待つ。
この時までは冬月がすれ違う時に空野に気づくかなと思っていたけど、話は真逆だった。

空野がこれまでの会話の調子で冬月に話しかけたが冬月の反応がおかしい。何か恐れている感じがする。
参考資料

ちゃんと話す為に屋上庭園に行ってベンチに腰掛けて話かけるも、全然反応しないどころか、早瀬が手を差し伸べても逃げる。

そして言うのだ。
「どこかでお会いした事がありましたか」
参考資料
え?!
なにそれ!

そして空野が以前聞いた場面が回想される。冬月は目が見えた頃があったと言う話はしていた。いつからか。どんと来いと言われて聞いた。それは中学三年から。この部分はあの回では出なかった。白いモヤみたいな感じと言っていた部分だけ。

そして原因は癌。脳に癌が出来たのか。抗癌剤が辛かったと言う。
ちょっと待て!ここでEDになっちゃうの?なんてこったい。

と思ったらCパートがあった。
冬月の脳に癌が見つかってからの治療の回想。目を温存して癌を放射線治療で叩く。一旦は消えた。だが網膜に転移したのだ。そこから抗癌剤を使った治療になる。抗癌剤の治療は我々がよく聞く副作用を伴うもので苦しんだらしい。でも、今は髪も延びて大丈夫みたいに見えるのだが。

本当に現代の抗癌剤、CAR-T細胞を使うと血液癌に対しては劇的な効果が得られる様になっている。だがこれも細胞障壁がある固形癌にはそれを到達させるのが今現在では難しい。固形癌にも使える様になっていれば冬月は....

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第6話 | Start | 対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~・第7話 »