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ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第2話

黄玲琳を高楼から突き落とした疑いで獣神の儀と言う神判が行われたものの、朱慧月(中身黄玲琳)は偶々袖に入っていた毒で死んだ鼠を獅子が狙ったせいで助かる。だが獣神の儀で無罪になったとは言え雛宮を騒がせた廉で朱慧月(中身黄玲琳)は今までと同じ暮らしは出来なかった。

取り敢えず側仕えとして選ばれたのは莉莉。前回の最後にムスッとした顔で立ってるけど何だろうとその時は思った。少しづつ話が分かって来るとそもそも莉莉は朱家の女官なのだ。ああ、この先の慧月の唯一の側仕えに選ばれてとんだ災難だと思ったからなのかと思ったが、それでもない。莉莉は元々朱家の中でも酷い待遇を受けていた。朱家の誰かが踊り子に手をつけてその子が莉莉。だから朱家の中でも待遇が最悪だったのだ。特に慧月から酷い扱いを受けていた。そりゃ睨むわな。

行ってみた先はOPに出て来たあばら家。周囲は草茫々。すぐ裏は藍家の敷地となる程の朱家の中でも端の端だった。このあばら家は元は食料倉庫であったのが打ち捨てられた物だと言う。まさかこの解説の中にその後の「幸運」が入っていたとはなあ。

慧月に恨みを持つ莉莉は自分は女官部屋に戻るから勝手に住むが良いと言って立ち去る。さて残された慧月(中身玲琳)、ここで絶望するキャラではないと思ったが、遥か斜め上を行く反応だった。ここを好きに使ってよい?こんなに草が生えている所を?ととても喜ぶ。やはり普通ではない。
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皇太子の尭明から「心配だから様子を見て来い」と言われた鷲官長の辰宇が慧月の新しい居住区を見に来る。「心配だから」と言うのは勿論玲琳がまた襲われるかも知れないのを心配しての事。辰宇と一緒に来たのは宦官の文昂。

文昂も慧月には恨みを持っていた。宦官が姫を傷つける事はあってはならないと言うのを利用して良いように扱っていたから。草むしりをしている女を見て、ああ、あれは侍女で本人は元の部屋で出ていきたくないって駄々をこねてるのだろうと見た。

ところが振り返ったのは慧月。しかも鷲官長を覚えてるのは勿論、文昂まで名前を覚えているではないか。そしてニコニコと出迎える。これには文昂も驚愕。でも鷲官長は側仕えの女官がやっていないのを訝しがる。文昂は見放されたのだろうと推測した。

お茶も出せないと言う慧月に鷲官長は何か用立てて欲しいものはあるかと尋ねると、慧月は暫し考えた末に塩が欲しいと言う。塩だけはここでは作れない。雨水と芋はあるけど塩はここでは作れない。鷲官長と文昂、変だなとは思いつつ帰る。

その頃莉莉は尚食長に慧月と自分の食事をと頼んだが、朱家の恥晒しに分ける食事など無いと追い返された。

朱家で食べ物が貰えないなら他の宮に頼るしかないのか。そう考えていた所に丁度他の宮であるところの白練り色の服を着た金家の上級女官が声をかけて来る....あれ?この声は紛うことなき茅野さんの声だよね。第1話では朱雅媚をやっていませんでしたか?ここから疑問が色々沸いて来る。それは置いておいて。
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その女官は金家の女官にはならないか?と莉莉に問う。優しき我が主の金清佳は心を痛めている。条件を飲むなら白ねず(?)の衣を与えましょう。それは中級女官ではないか。心が大いに動く莉莉。朱家に仕えても食べ物すら貰えない、仕える相手はあの慧月。それなら金家に鞍替えした方が良いのでは。

ここではてっきり慧月の様子を逐一報告しなさい程度かと思ったのに、この茅野さんの声の女官はその慧月をいたぶれと言うのだ。

これはおかしい。いたぶってどんな意味があるのか。ここでは莉莉はそれを無理に理由づけた。もう次の皇后は玲琳で決まりだろう。だったらあの事件があったのだから皇太子尭明に好印象を持って貰うには慧月をいたぶる事で二番目の座を確保しようとしてるのではないか、金家は商人の系列だと聞く。計算高いのだろうと。

金家の雅容と名乗る女官は簪を莉莉に授けさらにはこちらが良いのかと米も渡す。明日は倍用意するから様子を話に来いと言う。

と言う流れで浮かんだ疑問だが、朱家の宮の中だけで行動していた筈の莉莉の前にどうして金家の女官が来て、しかも莉莉が慧月の今の側仕えと分かったか。いや、狙っていた?さらに疑問は今さぞかし食うに困っているだろうと言うのまで見越して米を渡す。何もかもお見通しではないか。

これだけ貰った莉莉は慧月を裏切る気持ちであばら家へ戻る。仕方ない、仕方ないんだ、何しろ食べるものも無いのだからと。

ところが戻ってみたら食べる物が無いどころか畑が完成して慧月(中身玲琳)は笑顔で莉莉を迎える。いや、いくら頑張ってもここまで畑が完成するとか、万能農具でも使わないと無理では。
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芋を揚げた。芋ばかりかニラも瓜もある。禁術でも使ったのか。おまえはつばあり帽か。ここで慧月(中身玲琳)の解説。最初でチラと書いた以前は食料倉庫だったのでその残りがあった。藍家の力がここまで及んで植物がよく育ったらしい。

楽園の様な場所!
この先の「菌」の話がよく聞き取れなかったな。何かが菌のおかげで何かになったらしい。

これまで書物で溜めるだけだった知識が実際に使える。しかも体力が尽きない。それから以前は油を大量に使ったら胸焼けして食べられなかったが、今は思い切りそれも出来る。なんて幸せな生活か!(笑)

塩もそうだが、どうやら文昂は油も持たされたらしい。大変だったな。
そうして出来た料理がこれが美味しい。

さてその頃の玲琳(中身慧月)、こう言うパターンでは逆に酷い目に遭ってるのではと思ったら、確かに体調はすこぶる悪い。だが悪いと周囲がチヤホヤしてくれる。皇太子の尭明も見舞いに来てくれる。とても居心地が良い。

そう思っていた日もありました。

ところが以前の玲琳が根性ありすぎた。体調が悪い時こそ勉学も修練もしなくてはと言って女官達にそれをやらせる様に教育済みだったのだ。だからこんな身体の具合が悪いのに冬雪達は無理矢理何かやらせようとする。それを必死に追い返して具合の悪い身体で寝込むのだ。

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