グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~・第1話
言葉が終わるかどうかで間髪を容れずに次の言葉を入れるテンポが良かったな。
サーカスの空中ブランコを見せられていつかお前もサーカスの舞台に立つんだと言われた鶴巻瑞佳だったがニッコリと「死んでも嫌」と拒否。
その瑞佳さんと思しき子(名札が6年生に書き換えられて。でも公式の紹介では16歳)、道端で行き倒れしていた。それをひまわりサーカスの車が拾って連れて帰り、日射病(当時の用語)だろうと介抱してくれた。
気がついて外の景色をチラと見ただけでここがサーカス団だと理解して即刻逃げようとしたが、外で練習を見て値踏みする様な言葉を発したが、地図の場所へ今日中に行かなくちゃと立ち去ろうとしたら、それはここだった。サーカス団と知らされずにここに行けと示されたのだ。
ここのサーカス団の団長麻利亜は子供?と見えたけど一応大人らしい。何歳だろう(公式に行ったら書いてあった。29歳)。ただ、瑞佳の父のゾウリムシとちゃんと話が通じる程の大人らしいし、やり手だった。腹を空かせた瑞佳に食事をさせて、これがあとで一宿一飯の恩義を課す事になる。
それから若い女の子ばかりのサーカス団だけど、戦災孤児なのか身寄りのない子を集めて育てている様だ。マジやり手。因みに設定では「サーカスブームに沸いていた高度経済成長期の日本」って書かれているが、確かに私の子供の頃は高度成長期だったしサーカスブームがあったが、ここまで戦後間もなくな雰囲気じゃなかったなあ。ああ、でも昭和三十年代ぽさはあるか。
団員の中でも川澄桜翔は別格らしい。このサーカス団に居るのが不思議な程に。でも発端は身寄りのない子だったのを団長が見つけたんじゃないかな。
団長は恩義とお金(あれ、指一本って千円かな。当時の物価なら。何しろ千円札は聖徳太子だったから)でちょっとサーカス団を手伝えと言うのだ。
瑞佳がこれだけ父ゾウリムシとサーカスを嫌っていたのは幼い頃の特訓のせい。何でも「死の」が付く地獄の特訓。でもそのせいで並大抵ではない技量を持ったのでは。
翌日団長はみんなを集めて瑞佳を紹介。全員の演技を見て助言して貰う。当然そんなガキに何が分かると言う団員の反応だけど、かのロータスサーカスに居たと説明するとちょっとは納得するものの、だからと言ってそうとは限らないと言うので、だったらみんなが自分の演技を見せて黙らせればよいとやらせた。
と言う事で一通り見て、瑞佳の評価。団長に思ったとおりに言ってよいかと確認して言うには「現状見るべきところが何もない」と酷評。
そしてこのサーカス団一番の売りの空中ブランコで、酒匂雫を一番残念だったと切って捨てる。それは雫の技量に合わせて肝心の桜翔がレベルを下げているからだと言うのだ。そんな評価にみんなが納得しないのは当然で、団長はだったら瑞佳がやって見せろと有無を言わさずやらせた。
一回目はキャッチに失敗するものの、桜翔は何かを感じた。だからもう一回と頼んで今度は思い切りやってみたら、何だこの気持ち良い演技はと分かってしまった。
そしてどうやら他の団からの誘いは断った模様。
さて、千円と言う大金の謝礼を貰う筈の瑞佳だったが、何と父ゾウリムシはこの麻利亜団長にもっと膨大な借金をしていたのだ。39,800円も。だから残り38,800円。瑞佳が保証人にされていたと言うが、いや、未成年者は保証人にはなれないのでは?

