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ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~・第3話

健康な身体に入って毎日が充実している慧月(中身玲琳)。声を出して行きましょう!って体育会系かい。でもまあ身体の不調が多いと中身玲琳の気持ちはとてもよく分かる。本当にそうなんだよ、どこも悪くない状態って凄く幸せ。
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ここに来て四日と言ってるが、え?もう養蜂してるの?早すぎでは。やはり万能農具みたいなのとか禁術をしてるとかあるのではないのか。

それでも莉莉は雅容に命じられたとおりに中身玲琳に嫌がらせを重ねた。汚物をまいても肥料と思うのだろうなと言うのは想定内。虫をばらまいても手づかみで喜ぶ。呪いの人形なんてどう解釈してるんだと思う程に好意的にとらえている。あまりの事に一瞬かわいいかもと思ってしまう。

とは言え、中身玲琳は莉莉が嫌がらせをしようとしている、と言うのは理解している。でもその行為に応えられない。つい嬉しくて。それで悩む莉莉に、だったらもうやめたらどうですか、苦しいのでしょうと言うのだ。

本来の女官の仕事をしたらと言うけど、でもここで本来の女官の仕事はここでは出来ない。あんたのせいでここに来てしまったんだ、誠心誠意の女房の仕事が出来たら何か応えてくれるのか。そう言われても今の中身玲琳には何も与える物が無いのだ。

自分の気持ちにもうまく沿えない莉莉は駆け出したが、それを雅容が見咎める。おまえの報告を受けていたが、だが慧月はそれを受けてなお笑って過ごしている。今までの報告は嘘なのか。うーん、嫌がらせをした、って言うのは嘘じゃないのだが。

それでは次はこれを使えと雅容は短刀を差し出す。これで何をと思った莉莉に、雅容は金清佳に差し出せる証拠になるものなら何でも良いから自分で考えろ、衣だろうと身体の一部だろうとと命じた。そこまでやっては主人に危害を加えた女官として処罰されてしまう。それがどうしたと雅容。簪を与えた時点でおまえの命は私の掌のうちだと言うのだ。

近寄ろうとした莉莉は踊り子風情の娘がと足蹴にした。

尭明に付き従う辰宇。辰宇は尭明とは兄弟の庶子だったのか。ここで今の玲琳の噂話になるが、尭明が玲琳を気に入ってるのはその人柄だった。ふわふわした子女ではない。が、最近の、あの事件以来の玲琳はショックのせいか前と少し違うとは感じていた。

そこに文昂が急を知らせる。短刀を持った女官が慧月のあばら家の方へ向かってるのを見かけた鷲官が居た。その女官は足取りもおかしく怪しい様子だった。そんなものをなぜ見過ごしたのかと責める辰宇だが、鷲官がおいそれと後宮には入れない。そして行き先がどうせ慧月ならと言う気持ちもあったみたいだ。だが、秩序を重んじる鷲官長の辰宇からしたらそんな考えは許されない。

その短刀を持った莉莉はフラフラとあばら家へ。そして慧月の衣装を切りつけている。それを止めようとした中身玲琳に向かっても短刀を向けた。髪が少し斬られる。もう一振りしそうなところを辰宇が止めた。

尭明の命令で来たのだ。尭明は別に暗愚と言う訳ではなく(とりかへばやなんて気づく訳ないから)後宮の人間が慧月に対して私刑を加えても良いなどと言う考えを持ったとしたらそれは自分の落ち度。だから様子を見に行けと命じた。
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後宮での刃傷沙汰は厳罰。何があったのか。ああ、もう終わったと思った莉莉。ところが中身玲琳は枝毛を切って貰っていただけだと言うのだ。そんな言い訳が通るとでも思うのかとなおも迫る辰宇に、中身玲琳は平然と枝毛が切られただけだと言い張る。
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これは異常だ。これをどう殿下に報告すべきか。

あばら家では中身玲琳があの切られた衣の裏地を莉莉に着せてやる。ボロボロになった莉莉の服の代わりにこれを差し上げましょう。やっと莉莉に応える品が見つかったと言う。こんなの莉莉は泣くしか無い。これだけの事をしてくれる主人にしっかり仕えねばと。

そんな莉莉を抱きしめて中身玲琳は問う。あなたをこんなに追い詰めたスットコドッコイはどこのどいつだ。

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