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二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-・第1話

電気に関する発明者が出現せず、電気を使った技術の発展が遅れて蒸気機関がそれを埋める程に発達した世界。

しかし坂本喜八は兄の坂本清六から電気を使った世界を考えろと言われて二十世紀電氣目録を書いた。書いたのに兄の清六は戦争に行って帰らぬ人となってしまった。それと同時に「二十世紀電氣目録」はどこかに行ってしまったのだ。

喜八はそれでも電気を使った物をどうにかしたいと道具修理屋を兼ねて商いをしていたが、家主からは追い立てられそうな暮らしだった。よく大丈夫だなと思ったら助手をやっている矢倉弥治郎が居候先の蓬莱仏具店の息子で、喜八の仕事を喜んで手伝っているらしい。手伝いは、絵を描く事。

喜八が明神の祠の中でレコードの機械を弄っていたら百川稲子と言う子がまた母の声を聞かせてくれと一心に祈る。びっくりした喜八がうっかりレコードを鳴らしてしまったところで二人の出会い。でもこの時点では信心者の稲子と、神仏を信じない喜八の間には大きな距離があった。
参考資料

稲子の実家は百川酒造と言う酒造りの店だったが、昨今経営が思わしくなく、蒸気機関でのし上がった三添家から借金をしていた。そこの御曹司三添洋輔が百川家にやって来て借金をかたに次女の稲子と結婚させろと言うのだ。何故あの父から不器用と謗られる稲子と?まあ出来ていそうな長女はもう婚約しちゃってるからかな。

借金返済の為にやむなく稲子との婚約を飲んだ百川だが、それを聞いた途端にもうここの家の物は自分の物だと家探しをする洋輔。しかし目的の物が無い。さてはおまえ「二十世紀電氣目録」を探しているな。そしてどうも長女規子が持っていたらしい。こっそり稲子にここにこれを持って行けと喜八の店を示す。

それを抱えて喜八の所へ行った稲子。偶然幻燈機の試写を見て、なんて素晴らしいのかと感じ入った。そして喜八に「二十世紀電氣目録」を渡すのだが、すぐさま洋輔が乗り込んで来たぞ。多分ここから逃亡劇になるんじゃないかな。それをよこせ、渡す訳には行かないって感じの。

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