ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!・第1話
タイトルからはメイドさんの話なんだろうなとは思ったけど、オールワークスメイドって何だ?と思っていた。
ルトルバーグ伯爵家の屋敷が僅かな期間二週間で幽霊屋敷からピカピカの屋敷に変貌。やって来た二人が伯爵家令嬢のルシアナ・ルトルバーグとお茶会をする。メイドのメロディが出したお茶がとても美味しい。香りも素晴らしい。リトルバーグ家は家計が苦しいらしくこんな高級茶葉大丈夫なのかと言うけどルシアナはいつもの安物茶葉だと言う。安物茶葉でもちゃんと淹れたら、あらまあ高級茶葉の様に。うーん、限界あるけど。いくら頑張っても20gで数千円の茶葉の味わいには届かない。
話の流れからしてこのメロディが超優秀なメイドらしい。
メロディがこの貧乏貴族リトルバーグ家のメイドに募集したのは理由があった。普通だとメイドは仕事を分担する事になる。そりゃそうだろう。でもここは貧乏貴族で全てのメイド業務を自分が出来る。これこそが「オールワークスメイド」。それがタイトルか。
ではメロディがそこに固執するのは何故か。
メロディは幼い頃に街で見かけたメイドがかっこいいと思って爾来メイドを目指す。あれ?髪の毛の色が違うぞ。メロディは自立する前に母を喪う。母の遺言では父の秘密が書かれていて、実は伯爵。母はメロディが望んでいたメイドになるか、父のところへ行くか自分で選びなさいとあって、メロディは迷わずメイドを選んだ。母の残した世界一のメイドを。ただ、父方の捜索を逃れる為に髪の毛と目の色は変えたのだ。ああ、それで。このタイミングで何らかの祝福があって魔力が備わったから。
ちょっとした出会いがありながらメロディは王都に。そして商業ギルドでメイド募集を発見。それがリトルバーグ伯爵家の募集だった。お金が無いから貴族なのに商業ギルドで一人だけ募集していたのだ。
そうして幽霊屋敷のルトルバーグ家に到着してルシアナと出会う。そのあまりの惨状を見てメロディが実力発揮。屋敷もルシアナもピカピカに磨き上げて今に至る。
でもメロディにはもっと秘密があった。実は彼女はよくある転生者。現世では超天才だったので6歳にして何もかもが出来る様になってしまい、世界がつまらなくなっていた。その現世でもメイドを見てメイドに憧れる。その結果メイドを詳しく調べ上げてメイドに対しても極める。その挙句、メイドの本場の英国へ留学....ああ、その途上の飛行機事故で転生か。
しかしいくら優秀と言ってもあの大きな屋敷を二週間で綺麗に出来るのかと思ったら、分身まで出来るのか。

