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ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。・第1話

三人の冒険者パーティー。
剣士エリックと、戦士ゴランと、魔道士ラックが戦っていた。戦いながらエリックとゴランは家族の話をして、ラックも家族を持てとか言うのだが、そんな話がどう関係あるのかと思ったら確かに関係あった。

ひとしきり魔物を倒したと思ったら、それで済まない。また奥から無数の魔物がやって来る。あまりに数が多い。だからラックは家族が待っているエリックとゴランに対して「ここは俺に任せて先に行け」と逃がして留まる。

そうは言ってもなんとかなるのかと思われたところ、敵のドレインタッチの魔法を、自分の力のラーニングによって得た事で、乗り切る望みが見えた。ドレインタッチによって魔力体力を敵から吸収して戦い続ける事が出来る。自分を操る魔法も使って夜も昼もずっと魔物を倒し続けた。もう何ヶ月経ったのか分からない(ヶ月じゃなかったんだな)。そして最後の最後に魔神王に対しても自分が今まで持っていた魔法とドレインタッチの組み合わせで倒す事が出来た。ふぅ、やっと外に出られるぜ。

ところが帰還してみたら立派な像が立っていた。近くの人にあれは誰?と聞いてみたら英雄にして世界を救ったラック様だと言うのだ。え?何それ。

事情を聞く為に旧友のエリックとゴランの所へ行ったが、二人とも歳経たなあと言う以上にエリックは国王にゴランはギルドのグランドマスターに登り詰めていたのだ。そしてラックは大公爵にされていた。

二人が成長した一方でラックの方は魔神王をエナジードレインしたせいで逆に若返ってしまっていた。
参考資料

こうなっては仕方ない。ラックと言う身分を隠してロックと言う名前で本来のランクを隠して(何しろゴランはグランドマスターだから冒険者の身分詐称などチョチョイのチョイ)冒険者をやり直す事にしてみる。

早速駆け出し冒険者と一緒にクエストをこなしに出かけるが、ロックから見たらまだまだ微笑ましい限りだった。

順調にクエストをこなせそうだったのに、不測の事態発生。

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