本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 領主の養女・第10話
ローゼマイン様、次は収穫祭のお仕事でございます。うーん、なんだか忙しすぎるのでは?
まあ以前も収穫祭には青色巫女見習いみたいな感じで行ってたけど。今回の収穫祭では神官長の側近が同行する事になった。
騎士はエックハルト、文官ユストクスは徴税官。うーん、ユストクス、何だか目つきがと思ったけどローゼマインも誰かに似てると思ったところ、リヒャルダの息子だそうだ。一瞬リヒャルダが誰だったか思い出せなかった。
収穫祭の話が終わって素材採集の話へ。素材って何だったけ?
素材とは、ローゼマインの身体の中にある魔力の塊を溶かす薬ユレーヴェの材料らしい。時期によって素材が違うらしい。らしい、らしい、ってこの話を以前したっけ?
ローゼマインの身体の中に魔力の塊があると分かったのは貴族の養女になる「前」の健康診断の結果だった。魔法陣の上で服も靴も全部脱げと。神官長とカルステッドが見てる前で。まあ百歩譲ってあの時はカルステッドの養女になる事にしてたから養父には仕方ないかもしれないが、神官長が力付くでやるとはエッチでロリコンだ。そんな単語が通じないけど。
貴族の子供だったら本来魔力の塊など出来ない。それは最初から魔力を吸い取る魔術具を付けられるから溜まって塊にはならない。と言う事はそんなものがあると言う事は、ローゼマインは元は平民だったと明かす事になる。
それをあの二人の前でと思ったけれど、エックハルトもユストクスも神官長の信頼が厚い模様。そもそも、当時のマインが只者ではないと神官長の命令で調査をしたのがこの二人なのだ。知らない訳ではない。そう言えば探ってる人居たね。しかもユストクスはそう言う事が非常に面白かったと言うのだ。
「収穫祭の前に片付けておかねばならない事がある」
神官長のたくらみ、来たな。
案の定ハッセの町長がそれだった。一応神殿で引き取った子供達の対価をくれてやる。これで町長は大喜び。そして前神殿長は「遥か高み」へと引退したと思っている。前神殿長のおかげでこのお金が手に入ったと喜ぶ町長。それを見る神官長の悪い表情。
何しろ町を出てから神官長は「あの無礼で無知で愚かでトンマで救いようのない痴れ者」と散々な言い草にしてた。
しかもその神官長の影響をローゼマインが受けちゃって真似するんだから。
収穫祭では料理が振る舞われる。その場で神殿長からのお言葉。護衛隊長との料理に関してのさりげない会話でローゼマインはまたギュンターと話せたのだ。
そして愈々素材採集へ。エックハルトって誰だったっけ?兄様ってローゼマインは呼んでるな。Wikipediaで見たらカルステッドの息子だと書いてあった。マインが一旦カルステッドの娘と言う事になったから兄様なんだな。
ローゼマイン、愈々探検隊として素材採集に行くと言う事で、探検隊の服装で気合を入れたが、エックハルトはローゼマインは採集以外は何もするなと釘を差す。
外に出たら満月なのに暗いと言う。さては月食を狙って採集するのかと思ったら月食ではない。月の光が変わる時期らしい。そう言う時に魔木リュエルの実が採れる。
早速リュエルの所に行くと光るモクレンの花みたいなのが咲いていて、それが実になると言う。満月の光で成長して実になる。実になるまで時間がかかると待っていたら魔獣ザンツェ出現。しかも大量に。
騎士達がこれを迎撃するが、手強い。しかも数が多い。苦戦する騎士達にローゼマインから火の神の加護。これでいい感じになったと思ったのに、取り逃がした魔獣がローゼマインを襲う。そしてローゼマインが魔力を入れたリュエルの実を魔獣が奪ってしまい、それを吸収して巨大化。魔獣ゴルツェになってしまったこれはまずい。
神官長にこの事態を連絡して救援を待った。ただ、あのまま魔獣を放置は出来ない。自分がリュエルの実を奪われたばかりにと自分を責めるローゼマイン。だから風の神の力でゴルツェを封じるものの、ゴルツェが暴れると魔力を吸い取られるローゼマイン。それでも必死で封じるのは自分のせいだと思っているからだ。
神官長、間に合うか?

