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霧尾ファンクラブ・第12話・最終回

田代情報。明日、霧尾が登校する。一週間来てなかったのに。
先生から呼ばれたみたいで職員室で事情みたいなのを聞いていたが、あれで先生何か掴めたのか。

職員室から出た霧尾を波が呼び止める。え?波だけ?
と思ったら隣に藍美が何かの着ぐるみで居た。何だそれは。ドラゴンだと?ショートコントのドラゴン会社員が始まった。ブラック企業は焼き尽くせ。相変わらず突拍子もない。やばい、すべった?その場から逃げ出す霧尾に藍美が声をかける。これは初めて一緒に笑ったあのドラゴン。ああ、そうかそれでドラゴンか。

昇降口では村岡と桃瀬。村岡、ちょっと話したい事って、と思ったところを霧尾が駆け抜ける。ドラゴンも駆け抜ける。霧尾が学校を休んでいたのに来てるとあって桃瀬も村岡も追いかけた。追いかけた先が屋上。いや、屋上の鍵が開いてちゃ駄目だろと思ったが、そうか満田が逆まじないをしていたのか。

満田のおかげで立ち止まった霧尾に藍美が語りかける。あの病院の事を。でもそんなのを見かけただけで何をしたいんだと思う霧尾は未だ心を開かない。

踏み込まないで欲しい。消えたくなる。屋上でそのセリフはヤバい。ずっと藍美と波、そしてみんなが眩しすぎた。みんなは楽しかったのかもしれないけど、自分は大切な人を喪った。だから自分が笑う事は出来ない。

そんな霧尾に波からの言葉。逃げるな、生きろよ。
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ここで雨があがった。

それはそうなんだよ。大切な人を喪う、それは多くの人に訪れる事なのだ。ほとんど必ず訪れる。でもそれで逃げちゃ駄目なんだ。その時の気持ちはそうかもしれないけど、そんな事を言い出したら人類は消滅しちゃうじゃないかん。でもみんな生きてるでしょ。

そう言われても何も知らないくせにと言う霧尾に、藍美と波は滅茶苦茶知ってるのだ。確かに知ってるのだ。
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霧尾の笑顔がクソ最高な事。それ、望に言われた笑っててと言うのに通じるじゃないか。

あれ?ここでゾロゾロと誰か来たぞ。
田代がそっちに立っていたけど、複数人....ってそのバンドは何だ。あ、一人はファミレス店長か。
これが推しの為になるならと田代が連れて来た。

そして演奏するのはあの歌。何しろ田代は全部聞いていた。
だから霧尾へ贈るラブソング「涙ナメナメソング」が始まる。
まさかここであれが生きるとはなあ。
あの内臓を列挙したのまで。それを霧尾は見てるんだよね。
そして笑顔にする為にこんな時まで変顔を忘れない藍美。

ここまで理解してくれた藍美と波に酷い事を言ってしまった。謝る霧尾。望と湯船にうんこを浮かべたかったんだよ。こうやって本音で話したかったんだよと言う藍美だけど、そこにみんな乱入。桃瀬があの時の事を謝るのはまあ分かるけど、本音とか言って村岡が桃瀬好きとか言い出した。

じゃ、藍美も伝えなよ。そう波は藍美の背中を押すんだ。

波の気持ちってしっかりは知らなかったけど、波の本心は霧尾ではなく藍美にあったのだけは分かっていたけど、中学時代に周囲の付き合いに嫌気をさしていたのだ。近いと言う理由で江狛高校を受けたけど、同じ中学の連中が面倒くさいやつらばかりだったのに偶々受験で席が隣だった藍美がお腹の具合を治すツボを教えてくれる。受験生同士は敵じゃないのか。なんだこの子は。

受験は藍美も合格していた。一年生の時はクラスが違ったけど、あの面白い藍美の事はずっと気にしていた。そして二年になって藍美が霧尾を好きみたいだと言うのは知った。ここで波は覚悟を決めたと言う。ヘアサロンUn-Koでショートカットに。

そこからだった。霧尾がかかとの皮を瓶に溜めていたらをきっかけにして藍美と霧尾ファンクラブになったのは。
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ただこれで藍美が霧尾に好きだと言って、それで二人がとかどうするんだよと思ったが、藍美は「私達と」と言うのだ。
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みんなで仲良くなってそして卒業か。
大学は違うけどこれからも一緒。
霧尾との記念写真もあの「展示物」の制服の時と同じに。

 

霧尾ファンクラブ良かったなあ。第1話を見た時に感じた印象から自分の中で化けた作品は久しぶりだと思う。本当に久しぶり。
一応完結しちゃったから続きは無いだろうけど、サイドストーリーとかあれば嬉しい。

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