本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 領主の養女・第5話
さて、蠟原紙の制作です。これ無くしてガリ版印刷は出来ない。
と言う事で職人のヨハン、そしてザックが呼ばれた。以前マイン(今はローゼマイン)が工房に出向いて色々注文していたが、神殿長になったのでもう行けないとヨハンに伝える。ヨハンは事情を知らないので、以前は単に青色巫女がお忍びで行っていたと言われてそれで納得した。
ザックは初のお目通り。以前の活字の評価でヨハンの次の評価を受けた職人。ザックはグイグイ行くタイプで自分にもグーテンベルクの称号が欲しいと言うのだ。
ローゼマインとしては腕の良い職人が増えるのは良い事で、二人共頑張って貰えればそれでヨシ。
では二人への課題。ガリ版印刷の為の蠟原紙を見せる。こう言うのを作りたい。その為のやり方を二人に考えて来て欲しい。この蠟原紙はこんな感じで作れるが、もっとうまく作る方法を考えてね。
ルッツからの連絡。髪飾り職人が新しい簪を作ったので是非ともローゼマイン様にお見せしたいが連れて来て良いか。礼儀作法を今一生懸命習っているところだ。それってつまりトゥーリ。勿論来てほしい。
音楽会の準備の話を神官長に話した。プログラムを作りたい。表紙は神官長。私の絵など要らぬだろうと、まあ神官長は当然そう言う。しかし事業の為と言われたら少し考える。その時、エルヴィーラ(未だ名前が馴染んでいないけど、井上喜久子さんの声なので神官長のファンにしてカルステッドの妻)から連絡が入った。ローゼマインと面会したい。演奏会の件と、ヴィルフリートの件で話があると言うのだ。
エルヴィーラが神殿に来る?貴族と神殿の間は良い関係ではない。だから貴族のエルヴィーラが神殿に来るなど考えられんと思う神官長だが、ローゼマイン曰く、それだけ今度の演奏会に力を入れているのだと言う。そう言われては仕方ない。
ヴィルマに神官長の絵を描いて貰おうと思ったけど、ヴィルマは例の男性苦手女性だから神官長を見ない様にしていた。仕方ない。ロジーナに神官長の写生をして、そこで描いて貰おうとした。ところがヴィルマ変心。ロジーナの模写で神官長の顔の配置が完璧過ぎるので是非とも実際にお目にかかりたいと。
と言う事で神官長に曲の提供をする時に神官長に歌詞を付けた完成品にして貰う。するとその場の全員が、ダームエルですら見惚れるのだ。その結果、ヴィルマは創作意欲が湧きすぎ。みんな魅了されすぎ。
ランプレヒトを連れてエルヴィーラが神殿にやって来た。エルヴィーラは勿論神官長ファンだから神殿の様子も好意的に見る。
ところが食事中にヴィルフリートの話になってちょっと雲行きが怪しい。あの未だ世間を良くしらないヴィルフリート、以前ローゼマインにずるいと意味不明な文句を付けたかと思ったら、ローゼマインは勉強もせずに神殿に居て神官長とも話して、ずるいと言うのだ。ガキだな。だから一度ローゼマインとヴィルフリートは一緒に勉強して何をやっているのか知って貰いたい、とランプレヒトが言いかけたのを神官長は言下に拒否。
そして演奏会の打ち合わせ。チケットはもう全部売り切れた。今の倍にしなくては。会場警備に騎士団を依頼したいと言うローゼマインの願いにランプレヒトはフェシュピールの演奏会ごときに騎士団は要らないだろうと言うので、あの神官長の絵をエルヴィーラに見せる。エルヴィーラが惚れ惚れしてしまい、やって来た御婦人方がみなこうなったら会場の治安も危ないのではと言うのを理解して貰った。
ルッツが髪飾り職人トゥーリを連れて来た。
「お初にお目にかかります」
そうなんだよね。そう言う事になったんだよね。
二人共思う所は山程あるけど、トゥーリには亡くなった妹が居ると言う事で話をしなくてはいけない。でもそんな形式をとりつつも二人は仲良く時間も忘れて歓談出来た。
そして以前のキャラとしてデリアもディルクを連れてやって来る。今回はディルクにタウの実を持たせて魔力を吸い出すお目見え。しかもそれをディルクの魔力を吸ったタウの実はトロンベになるから、例の子供達による 刈り取りで紙の原料にする。この事は貴族達には秘密だ。体制を揺るがす大問題になってしまう。
さて、ヨハンとザックに課した宿題。蠟原紙を作る方法はザックの方がアイディアが出せた。しかしどの方法でと言う段になってザックはこれでは無理と思った方法をヨハンがやると言う。また競い合いだよ。

