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自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。・第8話

セシルの卒業パーティーの日、つまりバーティアがギャフンと言う日がやって来た。
でもバーティアとヒローニア以外のメインキャラは全員そのとおりのギャフンになるとは考えていなかった様だ。国王と王妃も事前に何かセシルに言われていたらしい。

セシルからクールガンに生徒会長の移譲の時もクールガンと確認していた。

最後にセシルからみんなに宣言がある。シナリオではセシルがバーティアの悪行を暴いて婚約破棄する、バーティアがギャフンとなる、そう言う流れの筈だった。セシルはバーティアを壇上に招いた。バーティア、コケたけど。

壇上に上がったバーティアにセシルが話しかけるが、それが終わらないうちに前のめりのバーティアは言葉を被せて何も罪を犯してないと言う。それに対してセシルはバーティアは罪を犯している、二年も遅れて生まれて来た、だからバーティアが卒業する二年待たねばならない、結婚する迄。そう、ここでセシルはバーティアを将来王妃に迎えると高らかに宣言したのだ。

ジタバタするバーティアに問答無用で婚約指輪をはめるセシル。なのでここでバーティアがギャフン。
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でもここでヒローニアが声を上げた。異議あり。
セシルはバーティアに騙されている。バーティアは数々の悪行を成した。昨日はとうとう自分を階段から突き落とそうとした。これはとんでもない悪手で、セシルはとっくにバーティアのアリバイを作ってあった。バーティアがヒローニアを突き落とす事など出来ない。苦し紛れにヒローニアはバーティアの指示を受けた者がやったと言うけど、それは誰かと聞かれて知らない。そんな知らない人間がどうしてバーティアの手の者だと分かるのか。完全に墓穴。

他のいじめについても聞こうかとセシルに言われて、ヒローニアは居ますと言うけど、誰も反応しない。そりゃこんな場で王太子の婚約者を非難する者など居ない。

そこでヒローニアは切り札を出す。スカートの中から。
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おい、そんな場所から。

そんなものセシルは触りたくないからゼノが受け取って、中身だけセシルに渡した。そこにはダグラス・イビル・ノーチェス侯爵の悪行と言うものが書かれていた。シナリオどおりとは言ってもバーティアは父を糾弾する内容に悲しむ。

やっとバーティアが自分を頼ってる、皮肉なものだ。

でもその中身はノーチェス侯爵の行為ではなく、コンサブティエ子爵とコンモールノ伯爵サギール男爵が行った行為だ。ヒローニアはこの三人とノーチェス侯爵が繋がっていると言うが、それだけでは。苦し紛れにヒローニアはクールガンが知っていると言うが、クールガン、ただただヒローニアに相槌をしていただけと言うのは前回話に出ていた。

ヒローニアの報告書はよく調べてあるが、それはこちらでももう調べ上げていた。何故ならノーチェス侯爵が潜入捜査をしていたから。そりゃ繋がりあるわ。そしてバーティアは晴れて父が無実だと知る。

これでヒローニアが言いたい事は終わりなら、拘束して調べよう。最後のあがきでヒローニアはセシルに叫ぶ。何故自分を選ばない。あなたを救えるのは自分しか居ないのに、心の無い王太子殿下。

他のイベントをこなしたのに、何故自分を選ばない。
絶対ヒローニアも前世でシナリオを知ってる。
自分を選ばなければこの先セシルは退屈な人生を送り、そして破滅する。アンドロイド王子なのだから。

この言い草に心が暗くなるセシルにバーティアが手を伸ばしてくれた。

ヒローニアはこのまま連行されて、これで終わりになるかと思いきや(いや未だ第8話ですよ)、終わらせないのがピーちゃん。セシルとバーティアを急襲して来たのでゼノやクロが防戦。光の精霊の力、凄いぞ。そしてピーちゃんはヒローニアの為に全力を尽くしているのだ。

ピーちゃんの攻撃でセシルの耳飾りが切れた。セシルはそのまま光の精霊が見せる世界に連れて行かれたのか。そこで見る自分が幼い時にバーティアと始めて会う場面は、自分が経験したバーティアが高らかに「私は悪役令嬢ですの!」と宣言したあのバーティアの姿とは全く違っていた。
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このバーティアも可愛いんだけど。
これがゲームのシナリオでどうして悪役令嬢になるのか。
そしてマリオネットの様なセシルの手は?

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