とんがり帽子のアトリエ・第5話
ドラゴンの居る迷宮に誘い込まれてしまったココ達。そう迷宮なのだ。壁がある毎に破砕したが走り回っているうちにまた同じ場所に戻ってしまう。迷宮なら出る方法を探さねばならない。寒くなって来たし、屋根のある場所に隠れよう。
一休みしたがテティアドラゴンの目を逸らす為にローブを身代わりにして飛ばしたから寒そうだったし、不安そうだった。ココが近寄って自分のせいでこんな目に遭ってごめんと言うと、テティアもあんな目をしたのは本意じゃないのを言いたそうだった。ただなってしまったのは仕方ないけど、寒かろうと言ってローブを渡してくれたココだが、テティアは暖かくなる魔法を発動してくれた。
実際は暖かい雲に乗ってプカプカとしたい魔法を作りたかった。それを作ったら登録したかった。でも未だ強度が足りずに人を乗せる事が出来ない。でもこうやって囲めば暖まる事は出来る。
ナニやってんだとその中に入って来たアガットとリチェ。この中で脱出方法を考えた。この迷宮が魔法で作られた空間ならどこかに魔法陣がある筈だ。それを探さないと。ココは心当たりがあった。あの、アガットが魔法陣を書いてる時に結果的に邪魔しちゃった時だ。塔の上にそれらしいものがあった。見てみたら確かにある。
しかし近くにはドラゴンが居る。あれを何とかしないと。アガットは炎の魔法でと思ったけど、ココはそれじゃ駄目だと言う。自分の魔法にケチをつけられてムッとしたアガットだが、確かにドラゴンに炎をおみまいした時に怯んだけど効いてはいなかった。じゃあどう倒したらいいんだ。
ココは倒すんじゃなくて大人しくさせたら良いと言う。だってキーフリー先生が言っていた。今残っている魔法は人を幸せにする魔法だと。テティアの暖かい雲の魔法にドラゴンを乗せてやったら暖かくなてドラゴンも眠るのでは?寒そうだし。
しかし人が乗っても消えてしまう今のテティアの雲魔法ではドラゴンは乗せられない。それこそ雲散霧消してしまう。何かしっかりしたモノを混ぜないと。そうだ、砂だ。壁を打ち砕くと砂が出来る。それを骨材にすればよいのだ。コンクリートの考えですな。
でも未だ足りない。ドラゴンが乗ってもそれを保てる様にしないと。皆で懸命に考えていた。ココも考えていた。そんな中でココは火球の魔法が使える様になった。よく出来たねとテティアが言うけどアガットはそんなもの何度も何度も繰り返して練習すれば....そうか、何度も魔法が発動する様にすれば良いんだ。ループの魔法。これで完成だ。皆で大きな魔法陣を書いて合図とともに発動。見事にドラゴンに耐える雲魔法が完成して、ドラゴンは寝入った。
ドラゴンを駄目にするクッションの完成。
(xxを駄目にする、って近年の日本の用語じゃん)
その頃キーフリーはフデムシの案内でココ達が消えた付近に来ていた。丁度その時、迷宮の中でテティアが魔法陣を消したから穴が開く。その反動でアガットが落下。飛行靴を履いてないのに。ここはすでの所でキーフリーが助けたが、あれ?ココは?
ココはグルグル目でつばあり帽(イグイーン)に捕捉されていた。よくぞこの課題を乗り越えた。そんなおまえにキーフリーでは与えられないこれを授けよう。そう言われたあとでココはめを覚ましたが、何が付与されたのだろう。
そんな怪しげな事とは別に、テティアは始めて人を幸せにする魔法が使えたと喜んでいた。

