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レプリカだって、恋をする。・第8話

青陵祭が始まり、本日は二日目。一日目が素直で二日目がナオの日だった。アキと一緒に青陵祭に出られると喜んで出かけるナオ。そして前回自分もレプリカだと明かした森だったが、母から劇での娘の晴れ姿を楽しみにしていると送り出される。自宅療養で意識を失っている森オリジナル(涼未)だから、ここで森レプリカ(すずみ)を送り出すと言う事は当然ドッペルゲンガーが起きている事が分かっている筈だ。

学校に到着したナオのいかにも楽しみそうな手を広げたポーズ。
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ナオのクラスはお化け屋敷系の呪われし廃病院。ナオは立て看持っていたが、お休みの時に佐藤から頼まれた。こっちはもう大丈夫だから文芸部に行って(そりゃ文芸部の方もやらなくちゃね)、その後は好きにして良いと言う。ただ、その前に宣伝してねと、衣装を渡される。「冥土の土産」ならぬ「メイドのみやげ」のメイド服。そしてしっかりメイクもされた。アキの方がドラキュラで、佐藤は(他のクラスメイトも)この二人が好きに出来る様に仕組んでくれる。

その前に出し物の呪われし廃病院を先ずは経験して行けと佐藤から無理矢理二人は押し込まれた。順番待ちしなくて良いのかと思ったらしっかり特別優待券って言っていた。

ナオが怖い物によわよわで、ちょっとした事にも悲鳴をあげた。これ、中を破壊するのではと思ったけど、無事何とかクリアして佐藤から感謝された。何しろナオの悲鳴が激しすぎるから興味本位の客が集まったのだそうだ。
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一仕事して文芸部へ。昨日19部売れて今日ここまでで33部。地味な部活なのにこれだけ人が来たのは(何しろ来る人間は売れる部数の何倍も居る筈)、森のポスターに誘われたのとナオ達の知り合い(そう言うのが売れるポイント)が買ってくれたそうだ。

100部を目指すのは演劇が受けてそこでスピンオフの部誌があると知って貰うのが大勝負。まあ文芸部が廃部されても同好会で何とかなるのでは。

そして愈々演劇部の舞台の時間。体育館では今は漫才やってた。演劇部は舞台袖で準備中。ナオは森にメイクして貰い、森も自分のメイクをと鏡を見た瞬間に寝ているオリジナルを思い出して過呼吸状態に。

一旦外に出て落ち着かせて、でも森が必死でちゃんとやらねばと言うから、ナオはもし話してくれるならと森の事情を聞いた。

ここで語られるすずみのレプリカ状況。
最初に呼び出されたのは5歳の時で、あの望月が言っていた嫌な役をやらされる事になった時に涼未が呼び出したのだ。それですずみは母と一緒に幼稚園の劇に向かったが、あろう事か涼未がやはりと追いかけて来たのだ。そりゃ母は驚く。化物を見る目で。

涼未は何故かすずみを消さなかった。消す、と言う行為があるのに気づかなかったのか。なので二人が存在する訳には行かなくて富士宮の祖父母の家にすずみは預けられた。義務教育は戸籍が無くても大丈夫だそうで、すずみは中学までは富士宮で学校に通った。

でも今ここにすずみが居る。何故か。それでナオは気がついた。すずみがあれだけ必死にオリジナルを治すにはどうしたら良いのか迫って来たのは、涼未に何かがあったから。涼未はこの夏休みに事故に遭って以来植物人間状態だそうだ。

それを涼未の母が受け入れられなかった。涼未は大学に入る為にあんなに頑張っていた。だがこのまま学校を休んだら出席日数が足りなくなってしまう。だからレプリカが学校へ行けと言うのだ。在学していれば将来意識が戻った時に何とかなるかもしれない。

それで涼未の代わりに学校に通ったすずみだが、でも中学で教育が終わっていたすずみが高校三年生のテストをどうにか出来る訳が無い。だから5点だったのだ。望月がおかしいと非難した点数。

この体験の仕組みはどうなっているんだろう。今回の冒頭でナオは素直の青陵祭一日目の記憶をすっと取り込んでいた。同じ様に涼未の記憶をすずみは取り込めないのか?呼び出された時だけ記憶が流れ込むのだろうか。まあ確かにいちいちオリジナルの体験がリアルタイムに流れ込んで来たら大変だけど。

それでもすずみは頑張ったが、限界だ。レプリカでは役に立たない。そう嘆くすずみにナオがどうしてそこまで自分を犠牲にするのかと言うけど、でもすずみがナオに聞く。そっちもおかしいとは思わないか。レプリカは何があってもオリジナルの為にと考えてしまう。そうなのだ。これまでもそうだった。ナオは何の疑問も持たずに素直の為にと動いていた。
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こんな気持を持たされたまま演劇の時間が来てしまう。

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