とんがり帽子のアトリエ・第4話
ココは魔法陣を書く練習をしていた。火の魔法を使ったら、そりゃ火は出るがそれに慌ててしまってテティアが水を出して消してくれる。アガットから借りた靴の魔法陣を消してしまったのでちゃんと書き直す為に練習をしていたのだ。
魔法陣を書くとよれよれになってうまく書けない。キーフリーはひょっとしたらペンが合わないのかなと言う。今ココが使っているのはキーフリーのお古なので自分に合ったペンを買ったら良い。

と言う事で魔材屋に行こうか。魔材屋?名前を聞いただけでも震えて喜ぶココ。キーフリーのアトリエのみんなで揃ってカルンへお出かけ。テティアとリチェは自力で飛んでるけどそうかアガットは靴を失ったからか、ココと一緒にキーフリーに抱えられて飛んで行く。
カルンの街は川か湖の畔にあって、中洲に塔の立つ街区が魔法使い達が集まる所だそうだ。着地してみたら、まあ居るわ居るわ魔法使いだらけ。どんだけ人口があるんだ。と言うか魔法使いはもっと限られた人数かと思ったのに。
ここはカルンの街をモグラヘビから守る防御の地ともなっている。なんだかフラグになりそうな設定だな。
浮かれてキョロキョロするココだけどアガットは冷淡で、ココの観光なんかに付き合ってられないから自分は見たい店を見てくると単独行動に入ってしまった。その後、色々見て回るのだが、ある場所でココが何かを気にしたのはこの後の伏線だったか。
そうこうして魔材屋星の剣に到着。建物の中の中央には銀色をした大樹があって、ナニコレと眺めるココに、老人が魔法使いのくせに銀葉樹も知らんのかと下りて来た。キーフリーがこの子は最近魔法使いになったばかりだからと説明すると、凄いなココは有名でキーフリーが拾った子の事をここの店主ノルノアにまで知られていた。
そんな事情があったのかとノルノアは詳しく説明してくれる。まずは魔墨の抽出の仕方。銀葉樹の枝の中で黒くなった枝を見繕って切り取り、それをお湯に浸す。すると黒い液、樹血が抽出されてそこから水分を飛ばすと魔墨の出来上がり。黒くなった部分はそのままにしておくと木にも人間にも毒だがこうやって抽出したら大事な魔墨になるのだ。じゃあ銀葉樹ってとても大事で、そんじょそこらにある物じゃないのでは。

ココが杖を買いに来たと聞いたらノルノアは魔墨を分けてくれて、これで試し書きしたらぴったりの杖が分かるじゃろうと。ちょっと流れが分からなかった。ペンを買いに来たのではなかったのか。ペン=杖なのか。だから試し書きの魔墨をくれたのか。
それを持って階下に下りたらあのグルグル目玉がこちらを覗いているのをココは発見する。あいつだ!あいつのせいで母を凍結させてしまった。あいつから秘密を聞き出さなければならない。その一心でココは飛び出す。
ココが後先考えずに走り出したら絶対このカルンの街で迷子になってしまう。だからテティアとリチェが後をおいかける。屡々見かける追いかけっこの表現の果にアガットにもぶつかってテティアがアガットまで引きずり込んだ。そして四人で走っていたら妙な霧の様なものが出現。フデムシが幸いその先に行かなかった事で四人がどうなったのかを後でキーフリーが知る事が出来る。
四人が迷い込んだ場所はカルンの街とは違う様子の迷路の様な街区。テティアが転移扉とか通ってないからそんな筈はないとちょっくら飛んで見て来たら、血相を変えて戻って来た。見つかっちゃった。何に?ドラゴンに見つかっちゃった。
アガットはとっさに魔法陣をメモしておいたのを、その場で最後の線を書き加えて発動してドラゴンに炎の魔法を浴びせる。これでちょっと時間を稼いで逃げたものの、行き止まり。壁に魔法陣を書いて破壊するしかない。
そんな時にココは上の方の壁に魔法陣らしき物を発見した。それを知らせようとアガットの背中をつついたら魔法陣を書いてる途中だからペンがズレてしまった。今から書き直せない。ここでドラゴンに食べられちゃう、未だ何の魔法も残していないのにと頭を抱えたテティアの目は勿論ココを非難した目だった。これは仕方ない。本当に仕方ない。

それにしても魔法陣を書くのって時間がかかるんだな。もう間に合わないと思ったけどリチェがしっかり書いていてくれた。
「急いでココから離れよう」
「ココ」の意味が重なっているのか。その言い草。これも仕方ないかもしれない。でもココはもうすっかりこの事は全部自分が招いた事だと思っていた。だから穴に進む足が止まる。
その頃、星の剣では弟子達が居なくなったのをキーフリーが気にしていた。何も言わずにいなくなる子達ではない。タータが何かを追って外に出たみたいだ、あれは妙なとんがり帽子のヤツだったと言うのでキーフリーははたと気がつく。これはまずい。
しかしどこに行ったのかが分からない。ここでフデムシ君が役に立つ。
君、ちゃんと人間と意思疎通が出来るのか。

