とんがり帽子のアトリエ・第1話
私の様な世代だと「とんがり帽子の」と来たらどうしても「とんがり帽子のメモル」と続けたくなる。それほどに一世を風靡した。
この世界には魔法がある。色々な事が出来る魔法は憧れ。しかし魔法は生まれついてそれを行使出来る者にしか使えないと言うのだ。
だからココは小さい頃に街で手に入れた魔法の書を持っていても魔法が使えない。母からはそう言うものだと言われていた。
母は布を扱う商売をしていた様だ。或日飛行馬車がやって来たのを見たココは急いで階下に下りる。ドアを開けたら男性とぶつかってしまった。そしてそれ以外に女性三人が布地を見てこれは良いわねと物色していた。この時点ではてっきり女性三人とあの男性は連れなのかと思ったけど、別だった。
ここで事件が起きる。村の子が馬車にいたずらして馬車を壊してしまったのだ。飛行馬車が壊れては帰れない。それでは自分が修理してあげましょうと先程の男性が名乗りをあげる。とんがり帽子を被って自分は魔法使いだと言うのだ。
ココの家の作業場を借りてその男性キーフリーは魔法による修理を始める。但し中は覗くなと。そう言われて守っていたココだけど先程のやんちゃ坊主が覗こうとしたからそれを止めに行って、二人の男の子は見られなかったものの、ココは別の場所から見てしまった。キーフリーは魔法を「書いてる」のだ。
魔法って書くんだ!それを知ったココはあのおまけの魔法の杖は杖ではなくペンなのだと気づいてその晩に魔法書に書いてある魔法陣をあのペンで書いてみる。すると思ったとおりに魔法が発動。調子に乗ってうまく書けない魔法陣を、トレースで書いてみる事にする。これがまずかった。やはりトレース行為は駄目(ちょっと違う
これがかなりの問題のある魔法で、周囲を次々と凍らせて行く。ココは飛び出す。そこにまさかと思ってやって来たキーフリーがココを拾うが、ココの母は非難が間に合わなかった。氷漬けの中に閉じ込められてしまった。
魔法を使えない生まれであっても特別なペンとインクを使えば魔法は使える。だが、これを知られたからにはおまえの記憶を消さねばならない。記憶を消されたら母を救えない。泣いて必至に懇願するココは、あの魔法の書の内容を全部覚えていると言ったのがキーフリーに届く。あれはもしかして に繋がる書なのか。だとしたら手がかりであるこの子の記憶を消す訳には行かない。
こうしてキーフリーはココを弟子にして魔法の修行をさせる事にした。
修行が出来たら母を救えるかもしれない。

