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レプリカだって、恋をする。・第4話

アキはナオに言う。もうお別れだ。
アキは真田秋也が早瀬に復讐する為に生み出されたレプリカだった。そしてその復讐の日が決まったのだ。

アキが早瀬を呼び出しボコボコにする。その同時刻に秋也は別の人と会ってアリバイを作る。だから早瀬が自分をこんなにしたのが秋也だと誰かに言ってもアリバイがあるから聞き入れられない。

それを聞いたナオが涙を流して訴えた。そんな事をアキはしたい筈が無い。早瀬にやられたのが秋也なら秋也本人がやれば良いではないか。そんな痛みをアキが背負うのはおかしい。
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ナオの涙ながらの訴えを聞いてアキは考えを変えた。そして秋也に電話する。自分は当初の方法での復讐はしない。しかし別の提案があると。

そもそも、ここでアキが早瀬に対して暴力を訴えて復讐として消えてしまったらそこで話が終わってしまう。そんな訳には行くまい。でも別の方法で復讐を遂げたらやはり役割は終わってしまうのでは。どんなやり方をするのか。

アキは早瀬にグループチャットで1on1で決着をつけないかと提案した。個人間の通信じゃなさそうだなと思ったらやはりグループチャットで、だからそのやり取りは多分バスケ部のみんなが見ている。

ナオはこの事を素直に話した。と言うのは、その日はどうしても自分が学校に行かねばならない。素直は事情を聞いて飲み込んだ。そして自分も見てみたいと言う。ああ、過去の体験入部の時に嫌な思いをさせられたんだっけ、早瀬に。そりゃ見たいだろう。

当日体育館に多くの人が集まる。みんな早瀬の噂は聞いていた。ただ、表沙汰では秋也が階段から落ちて負傷した事になっていた。アキが勝ったら足を負傷させた事を謝ってほしい。早瀬が勝ったらもう片方の足を潰しても良い。

良いだろうと早瀬は認めるが、それを認めたって事はあの事件はやはり早瀬が起こした事だと認めてるのと等価だろう。このやりとりだけで1/4の復讐は遂げられたみたいなものでは。

ナオは律子と一緒に観戦で、律子がスマホで勝負を撮影していた。

1on1が始まって、最初は早瀬の攻撃から。フェイントに対応する時の動きにアキには足の痛みが走った様だが、それに耐えてディフェンスを成功させる。そして攻守交代してアキが攻撃する番。アキは見事にシュートを決めた。ナオが「入れ!」と叫んだのがまるでボールを押し込んだかの様に。
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みんな、アキの勝利に喜ぶので、みんなもそう思ってたんだろうな。一応早瀬は渋々謝るのだが。

体育館にナオとアキの二人だけが残ったところで素直と秋也を加えたグループ通話。秋也はアキに向かってお前は足が痛くないんだから実力が出せたんだなみたいな事を言うけど、それを聞いたナオが黙っていられなかった。ちょっと我慢してとアキに言って足をひねる。当然大きな声で痛みを訴えるアキ。

秋也も、そして素直も、レプリカが自分達と同じ身体の状態が反映されるって思ってなかったんだな。我々は見てるよね、前回ナオが一ヶ月呼び出されなかったのに腕が日焼けしてるのを。一方で逆はどうなんだろう。

「痛くないわけないでしょ!ずっと痛いのを我慢してたんだから!」
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だから素直が頭が痛い、お腹が痛い、だから学校休むと言う日だってナオも痛かったんだ。そんな事を言えず、レプリカだから本体の為にと我慢して登校してた。あとは素直と秋也で話をしてくれ。何しろ秋也はずっと引きこもりでレプリカとどう接して良いか分かってなかったし。一度も消された事がないと言うのだ。一方でナオは「消えて」と言われたその瞬間に消えてた。そう、ここ大事だと思う。素直が消えろと言えば消えるのだ。

後日。律子が小説を書き上げたと言うのだから、あの復讐の日とは別の日。

この日は学校帰りにナオとアキとで二人でバスに乗って駅へ。電車を待ちながらナオが言う。映画とか行きたい。明日行こう。あれ、これってヤバいフラグでは。レプリカ同士で約束を果たせるか。すぐにナオが約束なんてしちゃいけないと言い出したからフラグ回避かと思ったのに。

アキを何者かホームから線路へ突き飛ばす。多分早瀬なんだろうけど。でもこれはやはりフラグではないか。明日が来ないフラグ。迫り来る313系。咄嗟にナオがアキの腕を掴んで引っ張って、その反作用でナオが転落....

これでナオが電車に轢かれては話が滅茶苦茶になってしまうから、はてさて、ここで例の素直ならナオをすぐさま消せると言うのが発動するのか?

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