お気楽領主の楽しい領地防衛~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~・第12話・最終回
イエリネッタはスクーデリアに対して三方向から侵攻する計画である。セアト村、スクデットは撃退した。残りはイエリネッタに隣接すると言う事なら、それはアルテの故郷フェルディナット伯爵領ではないか。
前回も書いたけど戦略目標だった三方向のうち二方向があっさり失敗したので本当ならイエリネッタは今回の戦争目的から考えると侵攻を取りやめるべきなのだが、そうれでも来ちゃったみたいだね。
ヴァンは直ちに救援に行くと言うけど、アルテはそれを断る。何故なら辺境の小領主に救われたとあれば実家のフェルディナット伯爵家の格が落ちるから。それはどうかな。既に国家間の戦争になっている。国境地帯を守る伯爵家を近隣の別の男爵が救援に行ってもおかしくないのではないか。ディーノ国王には本件を報せたのか。報せない訳はないと思う。そしてディーノ国王はそれを知ったらスクデット奪還戦に動員された軍を急行させたのではないのか。あの戦場で敵司令官を捕らえてはかせたのだから、近くに居た筈だ。
そんな諸々の事を置いておいて、アルテはセアト村の冒険者だけ率いて戻った。既にフェルディナット伯爵領は危機に陥っていた。フェルディナット軍を助ける為にアルテの傀儡が出撃。圧倒的な強さにイエリネッタ軍はワイバーン部隊を動員。これも撃墜して行くものの、何しろ数が多い。傀儡も片腕が取れてしまうが、さらにもう一体。同時に二体の傀儡を駆使してアルテはイエリネッタ軍を撃退した。
自分達を助けたのが、忌まわしいと言って追い出したアルテらしいと知って母親は崩れ落ちる。これ、ちゃんと後悔したのかな。ただ単に悔しいとかじゃないだろうな。
セアト村に戻ったらヴァンがアルテを暖かく迎え入れてくれる。おかえりと。
ただいま。
ともあれ最終回はヴァンの出番がゼロだったな。なんかシリーズとして竜頭蛇尾な感じがする。

