綺麗にしてもらえますか。・第12話・最終回
てっきり前回のぬいぐるみの持ち主が出現する続きがあるのかと思ったんだけど。
カレンダーがもう9月。でも9月だと未だあんなに紅葉してないのでは。那色親子は伊豆旅行。行ってみたいなと思う金目。そこに安治がクリーニングの荷物を持って来た。確認なんて良いと言う安治だけど、衣類は使っているうちに変わって来るからと金目は頑固に確認を主張した。
それを待ちながら安治はここを金目が使い始めてから二年かとしみじみ。アイロン台は以前のクリーニング店が置いて行ったものらしい。そんな話をしながらチェックしていた金目だが何か気がついた。それをここでは音に出してくれなくて、でも安治の表情が変わる。そしてクリーニングするのが嫌なら自分で洗うよと持って帰った。この時点では、何だろう落とせないシミなのだろうかと思ったのだが。
そして10月に入った。ところが安治がそれっきり店にやって来ない。家賃はいつも安治の方から取りに来るのらしい。一方で自宅にはあまり来るなと言われている様だ。なのに安治が来ない。どうしたのだろうと思った金目は安治の自宅へ行った。
これ、年寄の家だとまずい事が起きてる可能性があるんだよなあ。私も親戚でそう言う事があったから。安治の件は、金目が訪問して玄関の扉が少し開いてるからと、返事が無かったけど入ってみた事で発見する事が出来た。老人はね、或日突然倒れるんだよ。
金目が見つけたのは安治のズボンにしみがあった事。前回もあった。今回もあった。でも結局何の病気だったんだろうね。救急車に運ばれて無事に済んだみたいだけど。その後、元気に話してるから。
安治は金目に体調を気づかれていたんだなと言う。金目は地元でいつもクリーニングしてると衣服の状態から何か変わった事が起きてるのではと感じるのだそうだ。イイナ、金目さん、本当に近くで営業して欲しい。
そして振り返るとキンメクリーニング開店から2年。最初は営業が起動に乗るか心配したけど、金目にしたら安治のアドバイスで方針を決めて今に至る。熱海は坂の多い町だし、道も狭かったりする。年寄も多い。そんな地域に根ざしたまごころサービスをすると言う本心を。金目さんなら自然にそうなったかもしれない。
そんな金目さん、二周年感謝セールをする事にした。
矢柄さんからママさんバレーの選手の助っ人依頼。金目が出来る子なのでチームに入って欲しいと言われるけど、自分はママさんじゃないと遠慮した。え?逆に矢柄はママさんなんだ。
二周年記念セールのチラシとかを配ると、逆にキンメクリーニングって二周年なんだと言うのが広まった。そして広まった結果、常連さんが記念品を持って来てくれるのだ。地域から愛されるキンメクリーニング。ケーキはダブっても全然OK。嬉しい金目さん。
貰っちゃうのが申し訳ないと思う金目に安治が良い事言った。
これまであんたがみんなにふるまった思いやりが返って来ただけだと。
「綺麗にしてもらえますか。」良かったなあ。アニメとしての完成度が、と言うよりも金目さんが営むキンメクリーニングの話が良かった。本当に近所に金目さんのキンメクリーニングがあって欲しい。

