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エリスの聖杯・第9話

コンスタンスとアルスターは手札を揃えてカスティエル公爵の所へ。
あなたがスカーレットを処刑台に送った張本人ですね。その理由は使いかけの毒薬をスカーレットの部屋に置けるのはあなたしかいないから。うーん、ちょっと弱い証拠じゃないですかね。でもカスティエル公爵はもう理解してる。だから過去の回想へ。

それは若き日のアドルファス・カスティエルとエルンスト・アデルバイド(現国王)の付き合いから始まった。或日エルンストはアドルファスに再婚しろと言って来る。ソルディタ共和国に泣きつかれて、あのコーネリア・ファリス直系の娘を引き取ってくれと言われたのだ。あの曰く付きの血統だよ。

しかし曰く付きだから信頼してるアドルファス・カスティエルしかその娘を授ける事が出来ない。アドルファスはお国の為、エルンストの為とアリエノール(冠なきアリエノール)を引き受ける。

曰く付きだったがアリエノール自身は別に悪い女性ではなかった。それどころか良妻だった。身体が弱いのを除いて。だから飼い殺しみたいな筈だったのに二人の間にスカーレットが生まれる。アドルファスは恥ずかしそうにエルンストにあれは不可抗力だったと弁解する。スカーレットはアドルファスとエルンスト、そしてあのデュラン・ベレスフォード(現憲兵局総司令官)にも可愛がられる。
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その頃は良かった。しかし次第に暗雲がたちこめる。例のジャッカルの楽園が上流貴族の間で流行りだす。

それから数ヶ月後にデュランが反逆罪で投獄される。一度処刑されそうになったとか言ってたな。当然エルンストの預かり知らぬところで罪を着せられる。いやあ、どうなのよ、後で説明があるけど軍人の中でも相当な身分だし、しかもエルンストと仲が良かったのでしょう。知らないうちに決まるとか。

ともあれそれは最初の「エリスの聖杯」計画。国境警備の要のデュランの処刑に乗じてファリスが攻め込むつもり。エルンストにも知らせずにデュランの処遇が決まる程の早さは国家の重鎮の中にファリスと共謀してる者が居る。それは恐らくサイモン・ダルキアン。あのデボラの夫。飛ぶ鳥を落とす勢いでのし上がったと言うが、サイモンを取り立てたのは誰だよ。しかもデボラは公爵夫人と紹介されていたけど、国王が認めなければ公爵程の最上位身分にはなれんだろうに。

エルンストは狼狽する。そしてハッと思う。このタイミングであのスカーレットが毒殺未遂事件の容疑者になったのもエリスの聖杯計画の一貫なのか。いや、そもそもエリスの聖杯計画はアリエノールの血をひくスカーレットを担ぎ上げる予定だったのだから。では何故スカーレットが毒殺未遂事件の容疑者になったのか。

気づいてしまったエルンスト。ここでスカーレットが居なくなったらエリスの聖杯計画は頓挫する。居なくなったら....そんな事を考えては....と、アドルファスを見たら悲しい目でじっと見ていた。おまえが、おまえが仕組んだのか。国家の為に。
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この時点でアドルファスはキンバリー・スミスも動かしていた。この公開処刑で時間が稼げる。その間にデュランの潔白を証明出来る。国境は守られ傀儡は消える。それを阻止しようとする連中の顔をエルンストはしっかり覚えておけと言うのだ。

スカーレットを処刑台に送ったのが自分だとして、君はどうしたいのだとコンスタンスに聞くと、彼女の為と言ってコンスタンスはカスティエル公爵をはたいた。言ってたよね、張本人をはたいてやると。

でもこれは実は過去に同じ事があったのだ。未だアドルファスがアリエノールを形ばかりの妻としていた頃にアリエノールのからあなたは自分を本当の妻としていない、このスットコドッコイ、と言われて、アリエノールからはた....グーでぶたれたのだ。

ここでスカーレットさんがコンスタンスの身体を借りて父に言いたい事を告げる。自分は愛されて生まれて愛されていたのを知っていた。哀れなんかじゃない。
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さて、セシリアが買収した聖ニコラス病院、前の所有者があの籠絡されたキャンベルでその時の税務調査をしたのがサイモン。その時から裏帳簿が作られていた。会計を仕切っていたのはエドモンド・パークで、すみれの会の会計処理もやっていた。キンバリー・スミスがすみれの会が資金洗浄に使われていたとコンスタンスに聞かされて洗い出したが、さっさと殺されてしまったらしい。

口封じされたとしたら、裏帳簿を見つける事でその筋を捕まえられる。

そのエドモンド・パークだが、例の新聞記者になりたいと言うミレーヌがその不審死の事を追っていた。出版社に売り込む記事を書く為に。こちらでも聖ニコラス病院の件を聞く。エドモンドとキャンベルにつながりがあって、賭博仲間で、賭博場の「やぎのくるぶし亭」の地下によく行っていた。

と言う事でどうもスカーレットに押されてその賭博場を目指したら、あらまあキンバリー・スミスも来てました。まあコンスタンスだけで怪しげな場所に入ってもどうにもならなかったかもしれないが、この女傑が一緒なら。

彼女のおかげで首尾よく裏帳簿を入手。でもただでは帰して貰えそうにない。なのでキンバリー・スミスはコンスタンスに裏帳簿を託して、シモン・アルスターの弟子として暴れてコンスタンスを外に出す。

送り出されたコンスタンスはアルスターの墓前へ。あの欲しかった裏帳簿。

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