綺麗にしてもらえますか。・第6話
金目、どこかのちょっと大きな旅館に来ていた。その旅館の客で急にクリーニングしたい物が出たらしい。それをクリーニングにして届けに来たのだ。助かったと言う女将さんが天空の露天風呂に入って行けと言うので使わせて貰う。金目さん、風呂好きだよね。
因みに軽く検索してみたらモデルは「新かどや」らしい。天空の露天風呂の写真も載っていた。玄関フロントも同じ。場所も来宮駅から遠くはない方向。
これを縁に女将さんから頼まれた物があった。それは古い人形で、子供が昔遊んでいた物が見つかったけどかなり汚れてしまって大丈夫だろうかと。じっと見た金目は初めて人形のクリーニングをするから「お任せ下さい」ではなくて「預からせて下さい」と持って帰る。天空の露天風呂に入ったのは、それで頑張ろうと言う気持ちに繋がったのか。
帰り道に石持に出くわしたけど、どうもよそよそしい。ちょっと気になる金目。
ところでカバンを綺麗にする約束したんだっけ。あった様な気も。
人形のクリーニングだけど、着物の部分は本物と同じで、やる事はいつもと同じ。性質を見極めてどう綺麗にするかを慎重にやって行く。でもこの過程で気がついた。人形のクリーニングは初めての筈なのにやった記憶がある。無くした記憶の中で以前もやった事があるんだ。つまり記憶を無くす前もクリーニングしてたのか。
人形は見違える程に綺麗になりました。女将さん、今度は大浴場に入っていきなさいと。温泉好きを見破られている。
早朝の熱海の海岸。泳いでるのは金目なのか。髪の毛は黒いから特徴ないけど、目の色の塗り方で分かる。海からあがって、え?物陰で水着脱いで着替えですか?大胆ですね。
帰り道で民宿旅館いしもちで女将さんに声をかけられた。いしもちは夏の客で忙しい。今日も花火大会あるので満室。ほぼ毎週花火大会がある。この作品で知った、こんなに花火大会が熱海であるのだと。以前、熱海のリゾートマンションの物件を検索した事があったけど、花火が見えるリゾートマンションは決まってそれを謳い文句にしていた。あの時は「年に一回の花火大会がそんなに売りなのか」と思ったが、これだけ頻繁にやるのならそりゃ売りになる。
ところで頼まれた洗濯物を持ち帰る時に中を見て金目ががっかりしたのは何故だったのだろう。
カバンの約束をしたからそれを期待したのだろうか。
でも重さとか大きさで見なくても分かりそうなものだが。一方であとから「出すものあった?」と聞かれる場面もあったのでやはりカバンの事かもしれない。
いしもちの女将さんが双子に声をかけたのは何かと思ったら「これからバイト」ってのが意味あったのか。
そうこうするうちに夜になりました。金目はまた矢柄とどこかの店で飲食していた。気持ちがどこかに行ってる金目に矢柄がどうしたのかと聞いたら、石持がよそよそしいのを気にしてる、山車で落ちた時にお面ごしだけどキスしたみたいになったのを嫌われたのかと言うのだ。そこまで言っちゃう仲なのか。それを聞いた石持が大爆笑。店の客もこっちを見る程に。
そんな理由な訳ないじゃん、思春期の男子なんだから照れてる気持ちの方が強くて時間が解決してくれるよと笑い捨てた。これまた大声で。
でもここで水を届けてくれたのがあの久留里。聞かれた?久留里、バイトしてると言ってたのはここだった。久留里は聞こえた?と言われても忙しくて全然聞いてないと言うが、この子は意外ととぼけるタイプかもしれない。
ちょうどこのタイミングで花火大会が始まりました。
サブタイの(ドン、ドドン)。
みんな花火に見とれてる。
やはり熱海の夏は花火大会か。
ひとり、別にバイトしてる守大だけ洗い物で見られないけど。

