お気楽領主の楽しい領地防衛~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~・第7話
何とかフォレストドラゴンを倒して村は守られた。城壁を作っておいて良かったね。でも領民一万人迄は未だ遠い。
フォレストドラゴンを倒したと聞いてメアリ商会の人がやって来た。半信半疑だったが間違いなくフォレストドラゴンだった。そのメアリ商会から来ていたベルとランゴ兄弟は、これだけの物だったら白金貨100枚(=100億円)は下らないと言うのに、やって来た人相の悪い二人は60枚だと言うのだ。兄弟はそんな筈はないと言うのを二人はどうせここは他の商人は来ない辺境だから良いのだ、商会に逆らったら商会から除籍だと脅す。それでも二人はちゃんとヴァンから買い取りたかった。
でもこれで兄弟がメアリ商会から追い出されたら?と言う事でヴァンは兄弟が商会を立ち上げるのを提案する。ただ、それには 1.ギルドへの入会金 2.店を持ってる 3.有爵者の推薦 が必要。
駄目かもとカイエン子爵に言ってみたら二つ返事でOK。でもメアリ商会に睨まれたら?と言っても自分は成り上がりだから問題なしだそうだ。
この機会にヴァンも爵位を持てば良い。ヴァンは侯爵家の息子だから男爵スタートが出来る。フォレストドラゴン退治をした功績があるからな。その件が知れたら本家に戻されそうで気乗りしないヴァンだったが、ドラゴン退治などと言う大業が知られぬ筈が無いと言われて渋々受け入れた。
カイエン子爵は国王に拝謁してヴァンの事を奏上する。ヴァンの活躍に興味を持ったディーノ国王(ディーノ・エン・ツォーラ・ベルリネート)はヴァンを男爵に任じる。これでヴァンも有爵者です。でも本家に何の断りも入れなくて良かったのだろうか。
ヴァンの村に身なりが「テクスチャでボロボロな雰囲気を出した」10人がやって来た。隣のフェルディナット伯爵領の者達だが、その村では若者がフェルディナット伯爵に徴発されて農耕もままならない、なのに重税を課されてもう生きていけない。噂を聞いてここにやって来たと言う。
ヴァンは考えた末にそこの村民300人を受け入れる事にした。ついでにその時にここがセアト村と言う名前だと知った。なんだ名前あるんじゃないか。ヴァン村にしなくて良かった。そうだよね、ヴァンって言ったら第一次世界大戦でオスマン帝国がアルメニア人に酷い事をした地(ついでにヴァン湖もある)なのだから名前を回避出来て良かったね。
追って残りの村民もやって来たが、元々辺境の地だったのがさらにそこよりも辺境だと言うので不安だったものの、ヴァンはもとより元々の村民も暖かく受け入れてくれて、ここは天国じゃと喜んだ。ヴァンも牛が導入出来て大喜び。
この調子で評判を呼んで領民一万人を目指すのかな。
でも隣のフェルディナット伯爵が黙ってないのでは。あちらは領民が居なくなるのだから。

