魔王の娘は優しすぎる!!・第1話
タイトルと公式サイトのキービジュアルからある程度の予想はしていた。
そして実際に魔王の娘が動き出して第一声をチラと聞いた瞬間に久野美咲さんだよねとも思った。全部当たった。
ただ、魔王の娘のドゥの優しさのレベルが予想の上だった。
よくある魔王の率いる軍勢の常として、世界中を蹂躙する勢いで魔界のみならず天界と人間界までも併呑する趨勢だったのが、魔王の一声でそれが停止する。
何かと思えばちょっと見ぬ間に魔王アーリマンの娘のドゥが優しくなりすぎたと言うのだ。このまま放置して遠征していたは魔王軍の将来に関わる。何とかして魔王の娘として非道と残虐さを覚えさせねばならない。
そしてそのお役目としてジャヒーに白羽の矢が立つ。
5年前のアニメで「ジャヒー様はくじけない!」ってのがあったけど、そのジャヒーか。当然キャラは違うが魔界でも最強の部類と言うのは同じだろう。
と言う事でジャヒーはドゥを連れて人間の村に向かう。そこで略奪の味をしめさせようとした。カンペまで与えておばあさんが営む野菜売りの店に行ったら、まあ供物をよこせまではカンペどおりだったけど、おばあさんはかわいい子が来たから魔物ごっこかと思うし、しかも脚が悪いと聞いたらドゥはそれを治してしまう。
なかなかうまく行かないジャヒーにアーリマンは命令を何でも聞く塩を渡す。これで人間に命令する快感をドゥに覚えさせよと。
ところがドゥはあのおばあさんの家に行って、その家がもう古くなって取り壊しになるから知人の所に厄介になるけど、荷物は持っていけないからとこれまでに作ったぬいぐるみを全部ドゥにあげると言うのだ。でもドゥは思った。このぬいぐるみはおばあさんの思い出がつまったぬいぐるみであって、自分が貰うよりもおばあさんがずっと持っていた方が良いと。
それを示す為にあの命令を聞く塩を振り撒いて動かす。動け、ぬいぐるみ。
ジャヒーは驚愕。あれは生物にしか効かぬ筈。それをドゥの力で動かしたと言うのか。
おばあさんはぬいぐるみ達がおばあさんを慕っているのを知って、思い出のこめられたぬいぐるみも持参する事にした。
うん、魔物の娘の優しすぎる力、侮りがたし。

