真夜中ハートチューン・第2話
Apolloの声の主を求めて楓林高校に入った有栖だが、放送部の放送を聞いてこれはと思ったものの、そこに居たのは四人の女の子。どの子もそれっぽい、分からない。だったらこの四人全員を彼女が目指していると言うプロにさせてやる。有栖は財閥の御曹司な上に生真面目なヤツだったのでその目標自体は悪くはない。
生真面目なので四人がプロになる為に先ず声を出せる様に体力作りの早朝ランニング。そして対策ノートを作って来た。ナニソレと四人は先ずは思ったかもしれないが、でも中身はちゃんと検討して書いてある。
イコとしのぶは、へーと感心したが、寧々は先ず漢字ドリルをやれと。まあ前回そうだったよね。でもそれ以上に拒絶反応を示したのが六花。路上ライブをやってCDを50枚売れと言うのは、六花の事や歌手の事をちゃんと理解していない。だから六花は有栖の言う事は出来ないと言うのだ。寧々が追撃で教えてくれる。六花はちゃんと自分で作詞作曲をして活動してる。それをどこまで理解してるのかと。おまえは口だけ男だ。
そう言われた有栖はちゃんと六花の事を調べる。毎週水曜日放課後に校内の中庭でライブをしてる。観客はみんな女子で男子を寄せ付けない。と言う事で実際を見に行ってみた。観客の女子からはなにこの男子と拒否反応を示されたが、そこは六花が放送部だからとは言ってくれた。だから六花のライブを聴く事は出来た。これはApolloか?今のところ六花が一番近いよね。聴かれたくなかったとかノートとか。
六花の実力に納得した有栖。
それ以来有栖が来ない。部活にも来ない。
何をしてるかと思ったら生真面目有栖、この期間に練習したのだ。そして水曜ライブの舞台で先に歌っていた。観客からは散々言われていたが有栖の努力を認めた六花は今日は一緒だと言ってくれる。
Bパートは寧々。部活を早々と切り上げて出て行った。何かいかがわしい事でもしてるのかと言う有栖にしのぶがそれは無いよと言う。だって寧々は耳に出るから。
と言う事で寧々の様子を見に行く有栖。何かの練習をしていたが、何だその棒読み。声優志望として周囲からも認められていたのではなかったのか。
これには理由があって、やっていたのは「キシコイ」と言う売れているマンガ。単行本の帯にオーディションの事が書いてある。さてはそれを受けるのか。寧々はとぼけるが、ここで有栖の変な方向からのツッコミ。自分の失禁の過去を明かす事で寧々が恥ずかしがって話せないオーディションの事を話させようと言う。
そこまで言うならと寧々はオーディションの事を正直に話した。あの下手くそな演技は恋愛経験が無いからだと言う。うーん、声優目指すなら経験した事が無い事でもちゃんと演技出来なくては駄目なのでは。
ともあれ今は経験した事がないならすればよいと有栖は言う。自分と付き合え。そんな馬鹿な事出来るかと言う寧々に、オーディション迄の三週間、演技の為の付き合いも出来ないのか、おまえのキシコイのオーディションへの熱意はそんなものなのか、と言われて寧々は乗った。
騎士と王女のお付き合い、てっきり放課後とかそう言う時だと思っていたのに普段からか。でもまあ騎士と王女のお付き合いの恰好だから後日大丈夫なのでは。でもキシコイのエピソードを完璧に再現して来る有栖。
でも完璧再現だと最後はキスシーン。これを意識してしまった寧々。
そうして最後の日が来る。キスするのか?でも有栖はキスは本当に好きな相手に取っておけと言うのだ。
そう言われた寧々、バーカと言って出て行く。その寧々におまえなら大丈夫と送り出す。
でもここでオーディションに受かっちゃったらどうするのかと思ったら、落ちました。これには理由があって原作者お気に入りの声優がゴリ押しで入ったのだそうだ。そうか、そんな事も予想できたのにと倒れる有栖。
その有栖にあのキスシーンを再現した寧々だが、それを有栖に指摘された寧々は怒って背負投げ。大っきらいと言う寧々の耳がまた赤くなる。

