Fate/strange Fake・第1話
また聖杯戦争が始まる。しかし今回のマスターにならむとする者、どうにも本来的にマスターになる連中に見えない。
最初に描かれたあの英雄王を召喚したヤツは娘にあっさり殺されてアーチャーたる英雄王ギルガメッシュのマスターはティーネ・チェルクとなった。
アサシンは召喚された時に周囲の連中を皆殺しにしたと思ったが、召喚したジェスター・カルトゥーレは実は生きていて胸のダイヤルを回すと姿形が変わる。これも普通にマスターに収まってない。
一番の問題はロード・エルメロイII世の弟子のフラット・エスカルドスではなかろうか。ロードが参加してる会議を盗み聞きして聖杯戦争のある事を知り、たまたまロードが貰った初回特典品がサーヴァント召喚の呪具と勘違いし、でもそれが勘違いではなくてまんまとバーサーカーを召喚してしまう。バーサーカーさん、そいつが何もかも分かって召喚したんじゃないよ、勘違い野郎だなバーサーカーも。ところで今回のバーサーカーは切り裂きジャック。
そんな事になっていようとはつゆ知らぬロード。時計塔の同僚のランガルなどは弟子だと思っていたファルデウスに裏切られて遠隔操作していた身体をやられてしまった。そのファルデウス、実は合衆国の諜報員だったのか。こいつがまた裏で色々画策する。
同じ公的機関ながら正義の為に聖杯戦争に加わったオーランド・リーヴのサーヴァントはキャスター。この二人の性格が全く反りが合わない。が、一方でキャスターの調査能力はリーヴが舌を巻く程で、能力としてはうまく補完しあっているのではないか。リーヴの下の団員、なんだか名前を叫びながら「抜刀!」と言いそうな雰囲気だ。
どう絡むか分からないのがランサー。何しろランサーを召喚したのはとある魔術師が召喚の為に作ったキメラと言う事になってしまった。あの銀狼がマスターとなるとランサーの行動原理はどうなる事やら。ただ、ランサーが居るおかげで英雄王さんの殺る気が満ち満ちた。
現時点では聖杯戦争に全く関わろうとしていないのがライダーのマスターたる10歳の少女繰丘椿。入院して寝込んでるのだから。だから当然かもしれないが、両親は聖杯戦争に全く関わらないと宣言している。でも召喚しちゃったのは何故?
私がよく知ってるFateは一番古いstay nightなのだが、そこから見たらサーヴァントは英雄王さんを除いて全部違ってる。英雄王こそがFateの真の主役なのでは。
そして主役級の位置づけのセイバーが今回はまた波乱含み。結果的にセイバーを召喚した事になってしまったアヤカ・サジョウはマスターになりたくもないし聖杯戦争に関わりたくもない。そんな人がマスターの位置になってしまったセイバーさん、妙な実直さで表に出てしまう。
タイトルにFakeが付いている如くどうもこれは偽りの聖杯戦争らしいし、七人のサーヴァントではなくセイバーを抜いた筈だったのがセイバーが出て来てしまって、予想外の展開に笑い転げるフランチェスカ・プレラーティであった。で、フランチェスカって誰?

