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しゃばけ・第10話

栄吉が刺された。が、今回の冒頭ではあの銀子が落ちたのでこれは助かるなと。
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一方、侍は書付の匂いをかいで持ち去る。

栄吉が刺されたと聞いて大いに動揺する一太郎。名医は高いが、うちの金を出して呼んでくれと父に頼んだ。唯一の幼馴染が死んだらもう起き上がる事は出来ないと。

栄吉は思ったよりも元気で、やはりあの銀子のおかげで小刀の切っ先がそれて脇腹を刺されただけで済んだと言うのだ。

でもこの場で一太郎が自分が昌平橋の方に行かせたせいだと言うから、仁吉と佐助はまた色めき立つ。あれだけ言ったのにまた松之助に?

しかし栄吉が刺された時の話を聞くと、やはり成り損ないのせいだと思われる。お金に目もくれず書付の匂いで栄吉を襲った。大刀でなく小刀を使ったと言うのは侍本来の意識が無いのだ。でも今度は薬種屋でない菓子屋の栄吉が襲われた。それは一太郎の書付の匂いからだろう。成り損ないが狙っていたのは一太郎なのか。成り損ないは一太郎の一体どんな匂いを求めていると言うのだ。

栄吉の見舞いを終えて、座敷で仁吉と佐助に問い詰める。栄吉は自分と間違えて襲われたのだろう。成り損ないは自分の匂いを求めている。それは何の香りなのか。しらばっくれる仁吉と佐助だが、そこに入って来たのは屏風のぞきに案内された見越の入道。妖のみならず一太郎も憚る程の実力者なのか。普通に上座に座ったし。
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今回の件で妖達が盛んに動き回ってるので、それを知った皮衣から様子を見て来る様に言いつかったと言うのだ。その皮衣とは一太郎の祖母おぎんの事だと言うのだ。一太郎の祖母は妖だった。弱い三千年の大妖。子たる母おたえとその子の一太郎は人間ではあるが、妖を見る力を引き継いでいる。

一太郎の母のおたえは最初の子を産んだものの、その子は死んでしまった。だがおたえは狂った様にその子の生き返りを願った。それを見たおぎんが荼枳尼天(だきにてん)にお願いをして反魂香を貰ったのだ。その代償としておぎんは荼枳尼天に仕える為に天界に行ってしまった。つまり死んだ事になっている。まさかおぎんが代償となるとは知らなかったおたえだが、気づいた時はもう遅い。反魂香が下賜されてしまったのだから。それでその反魂香を使った結果生まれたのが一太郎。一太郎は最初の子の魂を宿して生まれたのだ。
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成り損ないはその反魂香を求めているのか。しかしもう反魂香は無い。だからそれを渡して成り損ないをおとなしくさせる事は出来ない。

だったら一太郎に残された道は二つしかない。成り損ないが消滅する迄この家で逼塞するか、成り損ないと対峙するか。一太郎は後者を選ぶ。何故なら自分のせいで栄吉は襲われ、無関係の薬種屋は殺された。これ以上の犠牲者は出せない。そんな事をしたら自分を呪ってしまう。

その意気や良し。見越の入道は一太郎の決意を受け入れた。実は成り損ないから逃げてしまう様なら皮衣はこれ以上孫を人間界に置いて迷惑をかける訳には行かないから一太郎を皮衣の所、即ち荼枳尼天の天界に連れて来て欲しいと言っていた。それは即ち人間界では死んだのと同じ。しかし今回の決意を聞いてそれはやめる。どう成り損ないと対峙するのか見守ろう。一太郎は対峙を選んで正解だったのだ。

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