とんでもスキルで異世界放浪メシ2・第22話
広い場所に来て何をするのかと思ったら、そうか、スイがヒュージスライムになって巨大化出来るからどれだけ大きくなるか試すのか。この展開の予想からフェルまで驚く程に巨大化した。でもこの大きさだと可愛くないので元の大きさに。
スイがでかくなったので草地が圧縮された場所で朝食。作り置きしてあった鶏そぼろを使ってコカトリスの三色鶏そぼろ丼。フェルは肉が少ないと言いながら美味しく食べた。うん、私も肉至上主義だからこれだと鶏そぼろの所だけ食べちゃうな。
ネイホフの街に戻ってヨーランが解体業者に紹介して貰う。何しろヨーランからの依頼をあっさり片付けてしまってキュクロプスも倒したので解体の依頼に。明日には査定が済むらしい。
と言う事で空き時間が出来たから陶器を見に街へ。最初の店で強烈に圧を受けたのでどうしたんだろうと思ったらあちこちで大量に買って帰って来た。やはり食を重視する人は器も重視するのか。
でもフェルはそれよりもダンジョンに行きたい。と言うのも動きが足りなくて身体がなまる。ムコーダは先に海だと言うけどドラちゃんとスイを味方につけたフェルの主張が通った。でもダンジョンに行くには作り置きの食料も必要なのでギルドで受ける依頼にしようと妥協させる。
翌日、解体業者の所へ行ったものの、解体は終わったが査定が未だ。と言うのもギルドで問題が起きて、ネイホフ北の村の方にオークの集落が出来てしまった。今の状態ですらオークリーダーやオークジェネラルが確認されているので早晩オークキングが生まれてしまうかもしれない。
なのでギルドはまずそちらにかかりきり。オーク集落の規模からCランクパーティーが6つは必要だがみんな出払っていて一つしか残っていない。と困り果てていたのでヨーランから引き受けてくれないかと言われた。フェル達がそんなものわけないと言うので、既に引き受けたCランクパーティーのシャドウウォーリアと一緒に行く事に。なんだか顔つきが悪いパーティーだけどスイに乗った時の様子から悪人ではなさそう。
現地は往復で二日かかる。でもそれだともうこの街を出ようとしたムコーダにとっては時間がかかりすぎるのでシャドウウォーリアの面々は巨大化スイに乗せて運ぶ事にした。スイの巨大化もう役に立ってる。
それにしても折角借りた豪邸だったのにもう立ち去るのか。
行ってみたらフェルのおかげですぐに見つかる。あんなもの簡単だと言って、討ち漏らしたのを片付けろと言われた。それでもムコーダにとっては大変ではあるが、何とか二体のオークを倒した。これってまた経験値がぐんと上がるのでは。それにしても加護が効いてオークにぶっ飛ばされてもまるでクライさんの指輪みたいに被害無しで済んでる。
フェル達の凄まじさに顔がピクピクしたシャドウウォーリアの面々だったが、ムコーダが用意してくれたブラッディホーンブル肉100%月見バーガーのおかげでにっこり。
屋敷に戻ってここのキッチンを使えるのも今晩で最後って、これだと二回位しか使ってないのでは。食塩をあんなに使って何するのかと思ったらブラッディホーンブル肉の塩釜焼きだった。
例によってのフェルが何だこれはと言うが、中身を見て激しく喜ぶ。最強のフェルがこれだけ素直なのが良いよね。
そしてデザートが出たら益々喜ぶ。
翌日はベルレアンへ出発。

