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笑顔のたえない職場です。・第13話・最終回

サイン会で来た岩手の話が未だ続いていた。宿泊は盛岡ニューシティホテルらしい。風呂からあがった佐藤が改まって何か言い出した。また言い忘れ案件?ってやはり佐藤は言い忘れが定番だったか。でも佐藤が言うには双見の両親に挨拶したいと言うのだ。なーんだ、って、え?何で?
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これからはちゃんとしたい。まあ確かに佐藤って段取りがちょっとと言う点はある。人情面の編集だな。ちゃんとする為にご両親に挨拶したい。なんでや。その後の佐藤の言葉は確かに一理ある。漫画家は個人事業主で出版社からの雇用義務が無い不安定な職業だ。そこを改めて言われると滅茶苦茶大変な職業だな。灌漑農法が発明される前の農業みたいじゃないか。計画立てられなくて天候に運任せ。自分ではちゃんとやってるけど結局運任せ。

と言う訳で翌日は双見の実家へ。でかいな。地方の住宅はでかいけどこれはでかいぞ。と思ったら大勢の家族が出迎えてくれて、後から分かったけど二世帯住宅だったんだ。双見には姉と兄が居て兄が結婚して子供も居る。両親も健在。双見が25歳って言うから両親は私より一回りは年下と思われる。父は鳶、母は保育士で働いている。因みに兄は公務員で姉は事務員。

兄は角館のファンなのだ。と言うのも将棋が好きで奈々に将棋を教えたのが兄。そして遠慮なく負かせたから泣きついた先に姉が居てそこで漫画を読んで、将来は将棋の漫画を描くと言う流れになったのだ。そうか、兄と姉の賜物か。しかも書き初めにまでしてる。
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しかしこれを見た佐藤、ここまで家族に漫画家として応援されてる作家は無い。家族によってはいざとなるといい顔しない所もある。何しろ漫画家は上述のとおり不安定な職業で、今回もそうだけど双見奈々は漫画家として極めて順調に行ってるから良いものの、多分漫画家を目指した人達の半分以上は苦しい生活を送っている筈。嘗て売れた漫画家もその後苦しい状況になっていたと言うのはネットで数知れず見られる。

これだけ奈々を応援してくれる家族は、家族として良いのもあるし、ここで紹介された様に両親兄姉ともに生活が非常に安定してるからじゃないかな。奈々に万が一があってもこの経済状況だったら普通に養えそう。そんな心の余裕があると全然違うと思う。

父が佐藤の言葉を聞いて、今の日本に完全に安心でホワイトな職業なんてあるのかと言うが、いや、それは極端な理論であって、色々ある中で漫画家は平均よりも遥かに博打要素のある職業だから。

そんな家族に佐藤は今後何かあったら奈々は自分が全力で支えると言うのだ。まるで結婚の挨拶?いや、どちらかと言うと、子供を預かってちゃんと育てると言ってる相撲部屋の親方の位置づけでは?だって25歳だからなあ。私が25歳なんて未だ博士課程で、つまり学生の延長で、自立した大人じゃなかったから。そりゃ私がちゃんと預かりますと言われても不思議ではない。

双見が佐藤から電話があって、編集長から話があるから来てくれと呼び出されたそうだ。絶対叱られるんだと嘆く双見。でも行ってみたら高そうな中華料理店。いや、この時点で叱られるとか打ち切りとか、そんな話じゃない。会社的にはこう言う場は悪い話を切り出す場ではなく、会社から頼み事をする時だ。何の用なんだと佐藤に聞いても編集長が直接話すからとこの場では言わなかった。

で、食事会が始まる。全然落ち着かない双見から聞いてみた。今日の食事会は単なる打ち上げじゃないよね。編集長から言われたのは次の漫画賞の審査員になって欲しいと言うのだ。双見としては未だ駆け出しの自分が審査員なんて出来ないと言う。それは分かる。

でも理由はあるのだ。まずは連載作家の持ち回りだから連載作家にはいつかやって貰う。まるでマンションの理事だな。でもそれだけではない。漫画賞に応募して来る人はその雑誌を見てここに描きたいと思って応募して来る。クローバーは恋愛漫画の雑誌だったからこれまではそう言う路線の人がメインだった。でも変わったのだ、応募作品の傾向が。双見の「昴へ」が好調で、雑誌のカラーの幅が広がったのだ。双見のおかげだ。だからその審査を双見にやって貰いたいと言う。

双見先生、漫画家として凄く順調に歩んでいる。

それは良いのだが、それを聞いた間さん、審査員おめでとうございます。
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顔が。

そう、進行がヤバい。二巻の単行本作業とサイン会で作業が遅れた上に審査員になったから早めに原稿あげろと。嘆く双見に梨田がそれは嬉しい悲鳴だなと言うけど、その梨田にも本誌出張掲載の原稿をあげろ、メールは以前出してある、締切は伸ばせないと言われて梨田も嬉しい悲鳴。

さて、そんな双見のマンションに次々と人が集まって来た。佐藤と浅倉は打ち合わせに。角館も来た。角館さん、遠方住まいの設定が頻繁に来てる。そしてねこのてもやって来た。佐藤との打ち合わせで上京してたのだと言う。ねこのて、双見の忙しいスケジュールを手伝ってくれた。双見チームの一員だから。

双見と間二人だけの仕事場だったのが職場になった。
笑顔のたえない職場です。

 

「笑顔のたえない職場です。」良かった。私としては今期で一番に上げたい作品だった。
順調に漫画家人生を歩んでる双見だけど、今回は漫画賞の審査員なら次に編集長に呼ばれる時はおそらくアニメ化なんじゃないかな。そんな続きを見てみたい。

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