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しゃばけ・第12話

兄松之助の奉公先の東屋の方角で火事が発生。それを知った一太郎が覚悟を決めた。
仁吉と佐助を呼んで考えを明かす。

この火事は成り損ないが起こしたものではないか。御札の効果で成り損ないはこの近辺には近づけなくなっている。しかし先日反魂香を包んでいた紙を取り出した事であの匂いが成り損ないには届いた。届いたのに成り損ないは長崎屋の方には来られない。だから成り損ないは火をつけたのだ。人間に憑依しているのだからそれは出来る。

長崎屋に近づけないと何故東屋の方に火をつけるのか。それは栄吉が襲われた時に成り損ないは書付を拾っている。差出人が一太郎と分かったものの、長崎屋には近づけない。しかし届け先の松之助の方には行ける。そちらで火事を起こして心配した一太郎がやって来るのを待っているのだろうと。おびき出そうと言う訳だ。当初の計画では東叡山寛永寺に追い込もうとしたのにあちらからおびき出される。

しかし火事の中に出向くのは危険すぎると仁吉と佐助は反対した。反対された一太郎はあっさり、分かったじゃあ火事が収まるまでここでじっとしてると言うのだ。妙だなと思ったら一太郎は続けた。成り損ないは一太郎が出て来る迄また火事を起こしたりするだろう。でもその間、身の安全の為に一太郎がじっとしていたらどうなると思う。見越の入道は一太郎をこのまま人間界に置いては犠牲者が増えるだけだと天界に連れに来るに決まっている。つまり黙っていたら自分はもう人間界には居られないのだ。
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なるほど、そう言われては仁吉と佐助も一太郎に協力せざるを得ない。

一太郎を籠に乗せて東屋の方へ向かった。途中でもう人がいっぱいで籠では行かなくなり、そこから徒歩で東屋へ向かう。

一方その頃東屋では心配になった松之助が手伝いに行っていた。おみちは勝手に出て行って今更何しに戻ったと非難するが、お染は与吉の姿が見えないと助けを求めたので松之助は火のついた店の中を探しだした。そこで先に見つけたのは番頭。番頭はもう財産の事ばかり頭にあって自分の命がどうなるか分かっていない。一度は松之助に引っ張られて外に出そうになったのにまた飛び込んでしまった。さて、このエピソードは何の為にあるのか。与吉と出くわし、火に囲まれた所で場面は切れたが。
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一太郎達が東屋の近くに来た頃には辺り一面燃え落ちた家ばかりでどれが東屋かも分からない始末だった。そして急に火のついた柱が倒れて来たが、これは自然にそうなったのではなく、妖の群れ鼬(群れたイタチと書いてムレイらしい)がやったもの。

こんな中、悠然と出て来たのは東屋の息子の与吉。その姿を見ておまえは成り損ないだなと言われて誤魔化しきれないと分かった成り損ないは本性を現した。成り損ないは刀を用意していたが、この辺は佐助の方が圧倒的に格が上であっさり近寄られて刀をへし折られてしまった。成り損ないは逃げ、それを佐助が追うが、どうも何かを狙っているみたいだ。なので一太郎は仁吉と挟み撃ちにさせようとしたが、これは良くなかった。

二人が成り損ないを挟み撃ちにしたところで成り損ないは群れ鼬にまた燃え上がる家屋を一太郎の方に倒れさせ、それを庇おうとした仁吉と佐助が下敷きになってしまう。でも大丈夫なんじゃないかなあ。

一対一で対峙する事になった一太郎、松之助はどうしたと聞いても成り損ないは殺した相手はいちいち覚えていないと言うのだ。これがポイントじゃないかな。あの番頭の話との組み合わせで。成り損ないが殺したと思ってるのは松之助じゃなくて番頭かも。ただ、この言葉で一太郎の決意は固くなったと思う。

一太郎を押し倒し反魂香を取り出そうとして一太郎の懐に手を入れた成り損ないだが、あの懐刀が効いて成り損ないは思わず後退り。効くね、二十五両。
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一太郎、どうも成り損ないの説得に乗り出したみたいだが、成り損ないはおまえに自分の気持ちが分かるかと拒絶。あと少しで付喪神になれそうだったのがあの棒手振のせいで傷をつけられてしまった。薬さえあれば付喪神になれるのだ。

一太郎は自分の身の上もそれに近いと話し、でもみなに助けられて今がある。それを他の人間を犠牲にしてまで生きようとは思わないと言うが、それにも成り損ないは聞く耳を持たない。

成り損ないは一太郎が落とした薬の塊を見つけて、これだ、これこそが求めていた薬だと火にかざして香りを吸うが、あれは一太郎が効くかどうかは分からないが妖に毒になる薬を塗り込めていた。どうも御札を使ったみたいだけど。で、これが効いた。

苦しむ成り損ないに一太郎は悪霊退散の御札を貼って与吉の身体から追い出し、懐刀を以て斬り裂いた。成り損ないはこれで消えたと思うが、さて、あとは松之助と仁吉と佐助だ。

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