永久のユウグレ・第8話
ほとんどセシャトの自業自得で図書館の本に火がついて炎上。それにしても燃えすぎでは。科学技術がかなり封印されたせいでスプリンクラーも無いのか。燃え上がる中でアモルの親の絵本だけは確保して脱出した。すぐ近くにあったみたいだけど燃え上がった中ではトワサの本は無理だったか。でもこれがアモルに大きな意識変化を起こす。アキラが絵本だけを選んで自分を脱出させた。
ヨクラータが逃げる準備をしてくれたので列車に乗って大宮を目指す事が出来る。アキラの様子があまりに怪しいのによくもまあ警備兵に呼び止められなかったもんだと思ったが、あとでこれがわざとだと分かる。
座った列車の席の隣には声のでかい男性と声の小さい女性と子供二人の四人の家族が居た。男性はヴァーレと言ってOWELの警備兵だが大宮に異動になってこの列車に乗ってると言う。最初はヴァーレがオレンジを転がしてわざわざ話しかけるきっかけを作ったのかな怪しいヤツめと思ったが、どうもそうではなさそう。
オレンジのおかげで大宮への道行きの懇意になる。
アモルは子供二人キャエロとルーク、特に絵を描くのが好きなキャエロと絵描き仲間となった。
列車は蒸気機関車の牽引なのでどうしても途中で給炭しなくてはならない。昔の列車はこれで停車時間が長かったんだよね。停車中にアモルは外に出て、あの一件以来アキラにドキドキするのを戸惑っていた。アキラの方はこの時間に蒸気機関車の運転席を堪能していた。
列車に戻ったらヴァーレが大声でキャスタに謝っていた。そしてアキラを見かけて頼むのだ。キャスタと仲直りするのを手伝って欲しい。
何かと言うと一ヶ月程前に失言でキャスタを傷つけてしまった。何かと言うと、どうやらあの双子が身ごもっている時にヴァーレは不倫をしたらしいのだ。それを一ヶ月前にうっかり喋ったみたいだ。これを聞いてユウグレとアモルとアキラは怒る。なんて事をするのか。手伝える事は無いと席を立ったものの、二人の仲が悪いと何の罪もない子供の方が悲しむと言う事でアキラとアモルはどうにかしようとする。ユウグレは許さないけど。
でもどうしたものかと思っていたら、ここに例のオボロさん登場。今度は列車の車掌。もうどう見てもアキラを手助けしてるよね。
それはともかく、オボロの意見では誠意を見せる事が大事だと言う。この場合の誠意とは。ヴァーレがキャスタに結婚の申し込みをしたあのオレンジの木だ。でも車内にそんなものは無い。何か代わりになる物はと車内を探し回る事になる。
その途中でアキラはヨイヤミに拘束された。アキラを人質にしたらユウグレも逃げない。流石、餌が良ければ食いつきも良い。つまり駅でいかにも怪しげだったアキラを警備兵が止めなかったのはハクボの図らいでこうしてユウグレを引き止める為だった。
ヨイヤミは好戦的だがハクボは違った。ユウグレとまた会えて嬉しいと。アキラを解放したら逃げないと言う約束でユウグレは二人に付き合う事にする。これで四人で話が出来るが、アキラは随分とストレートにトワサの事をヨイヤミとハクボに聞いた。AI戦争の後、トワサはどうなったのか。でもそれに関してはユウグレが禁則事項だと言っていたから二人も答えないのではと思ったのに、ヨイヤミとハクボは知らないと言うのだ。
それよりもユウグレに聞けと。だって禁則事項なのでは。
それでもヨイヤミとハクボがユウグレを追っていた理由はそこにあった。ユウグレが知ってる筈のトワサの情報を聞き出すのが目的。

