終末ツーリング・第6話
何故わざわざ海ほたるに行ったのかと思ったら、お姉ちゃんの思い出の場所でツーリングルームの記録にあれだけ残る場所だったんだ。海ほたるから見た東京の夜景が綺麗。写真はうまく撮れてないけど。あんな風に見えるのか。でもこの終末世界だと東京に灯りがともっていないからそう見えない。それにしてもどれも顔が見えない様に写真が撮られていて、怪しげな写真かい。
そのまま寝入るとまたあの過去の記憶の様な夢を見るヨーコ。そこではお姉ちゃんと海ほたるに来て色々楽しんでいた。いわしバーグを食べてみたりもう廃れた筈の現金が使える自動販売機とその中にあるMAX COFFEEとそれを買おうとして硬貨を落とす女子高生とそして東京の夜景。
このタイミングで一つまた分かったが、ヨーコはちょっとした怪我は簡単に治る。起きたついでに夜景を見に行ったけど、嵐でもあるしやはり駄目。でもウロウロしてたら夢で出て来たいわしバーグの店とか、現金が使える自動販売機とか、トドメが女子高生が落とした硬貨とか。いや、あの女子高生、硬貨を回収しなかったのか?と思ったら、自動販売機の下からぞろぞろ硬貨が発掘された。
ともあれ夢がヨーコにとってどんな記憶なのか。ヨーコとしては経験してない筈の夢んだんだけど。
なんて事をしていたら、前回の最後に登場したネズミの大群が出現。これはヤバい。と言うかこんな食べ物の無い場所で何故ここまで繁殖出来るのか。優れた身体能力で切り抜けるもののあまりにネズミの数が多い。セロー迄行けば逃げられると思ったのに、途中で障害物にぶつかって落下。ネズミに追い詰められた。アイリの攻撃力だと海ほたるごと破壊しかねない。
と思ったら落ちた松明がタンクローリーの燃料に引火。ネズミに対して脅威ではあるがヨーコ達にとっても危ない。タンクローリー、一体どれだけの燃料を積んでいたのか知らないが、海ほたるで大爆発を起こす程のものだった。おかげでネズミが全滅。一方でヨーコは怪我をしたみたいだが、治癒能力が高くて無事。
ともあれこれで気がついた。この世界は危険に満ちているのだ。こんな事、ヨーコの悪い予感がどうとか言うものではなく。これで改めて外の世界の怖さを思い出さされた。能天気一本の旅じゃなかったんだ。
嵐は幾分和らいだか。海ほたるの周囲には海ほたる。この世界だからこれだけいるのか、現代日本でもこれだけ海ほたる居るのか。これに落雷も加わってある意味の夜景が見られた。こんな景色が見たかったんだ。
で、夜景はやはり綺麗には撮れませんでした。
あれ?お姉ちゃんからのメール到着?
ヨーコ、電波が届いたとか言うけど、サーバ関係の仕事してるとそっちよりもサーバが未だ生きてるのか?って思ってしまう。だって電波が入ってTCP/IP通信が出来たとしてもその先のメールサーバが生きてなければメールの着信なんてしない。
電波あるのかと思ったヨーコだが、アイリの方を向いたらアイリが停止していた。ちょっと押したら倒れてしまうが、無事アイリは再起動。
お姉ちゃんからのメールは(お姉ちゃんからメールが来る事に疑問を感じないと言う事は、この時点でそのお姉ちゃんが生きてると言う前提がヨーコにあると言う事か)アイリにシステム障害があるから一瞬フリーズすると書かれていた。さっきのアイリの停止状態はそれだったんだ。
メールの最後には研究所でメンテナンスするからそっちに行ってねと書かれていた。研究所の場所はつくば。流石、この世界でも研究学園都市。
翌日は晴天で洗濯。アイリが大丈夫か、あ、この世界でもオデコン設定ありですか。佐藤コノハの黒歴史設定浸透してる。
と言う事で次は筑波研究学園都市へ。
メンテナンスが出来ると言うけど、そこにもやはり人は居ないのかな。

