永久のユウグレ・第3話
アモルの裏切りでOWELに存在を知られてしまったアキラとユウグレだったが、結果的に二人は逃げられてアモルだけが約束を破られる事になる。しかしそんなアモルをアキラは助けに行くのだ。ユウグレから見たら行動原理に反する行為だと言うのに。
と言う事でアモルの所にアキラが助けに到着しました。いやいや、警備何やってるんだよ。ザルすぎるだろ。これは絶対泳がされてるな。
案の定、逃げた先でマールムが待ち構えていた。アンドロイドは逃がしたけど、過去の人間を捕まえたらまあ良い。もう用済みとなったアモルは消してしまいなさい。当然アキラ一人で兵士に囲まれたこの状況をどうにか出来る訳ではなく、ユウグレさんが行動原理に反して助けに来てくれた。結果的に自分の目的に沿うからと。
これでアモルを救出して青森へ向かう。途中でアモルの傷をユウグレが治癒してくれるけどその原理はこれまた禁則事項だそうだ。この時にアモルが着替えるからアキラが目を逸らすけど、いや、その後で僅かな布を被っただけだと脱いでる時とほぼ変わらないではないか。
今回の事でアモルは決めた。自分は助けに来てくれたアキラとエルシーになると。ユウグレは、そうは行かない、アキラは自分と結婚すると言うのだ。当のアキラは勝手に決めるなと。結婚もそうだし、それと同じ意味合いを持つエルシーにしても愛が無ければ駄目だと言うのだ。その愛とは嘗てのトワサとの関係みたいな。
青森に到着。まずはきな臭い場面から。軍から兵器を横流しして貰っているマフィア組織があった。組織内での抗争とかに使う目的がありそうで、少佐から兵器を受け取ったのは組織の跡取り候補のカルクラム。しかしこの取引の中にネズミが紛れ込んでいて、もう一人の跡取り候補との遭遇となるが、両者とも潰したのはネズミの方だった。
青森では今丁度婚活祭FICAが始まったばかりの所で、祭を見張る連中がこのマフィアの手先なのか物々しい。こんなものに巻き込まれたくないと思っていたアキラなのに、ユウグレとアモルが自分の愛を証明する為だと婚活パーティーに行って、それでもアキラが好きなのを示すと言うのだ。アキラ、もう勝手にやってくれ状態だった筈なんだが、そうは行かない。
二人が行った後で、今回の婚活パーティーにはマフィアの跡取り候補の二人が参加すると聞いてしまった。そう、カルクラムとフィーデスは父である現在のボスから跡取りとしての資質もさる事ながら、そのさらに先の世代、つまり子供が必要だと言われていたのだ。それで無理をしてでも跡取り候補の二人はこの婚活パーティーに参加した。
そんな連中の居る場所に行って大丈夫か?とアキラはパーティー会場へ。うん、100%マフィアに巻き込まれるね。
カルクラムの方は首尾よく相手を見繕っていたが、フィーデスの方は見た瞬間に候補をチェンジ。誰も残らない。気分を変えると言って一人で散歩に出たが、これはアキラと遭遇するフラグ。
案の定アキラはフィーデスとぶつかってしまい、こぼれたワインがドレスのシミになりそうだった。思わずアキラはこの時代に染み抜きなんてあるんだろうかと呟くと、たったその一言でフィーデスはお前は過去の時代の人間ではないのかと迫る。そして今までの男達よりはマシかと、エルシーになれと言うが、当然アキラは受け入れられない。ここでもフィーデスには愛が必要なんだと言うが、フィーデスはそんなものよりも跡取りになる方が大事だと言う。
だったのに、庭の方でカルクラムがお相手を見つけた様だと言う声が上がったら、慌ててそちらを覗くのだ。ああ、分かりやすい。フィーデスは実はカルクラムを好きだったのだ。アキラにはあいつは弟だとだけ言うけど、一応異母弟。それでもどうかとは思うが、この組織の抗争は二人がくっつりたらうまく行きそうなんだけどね。
でもカルクラムはユウグレにパートナーになってくれと申し出る。
ちょっとややこしくなった。

