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しゃばけ・第3話

辻斬りの件は殺されたのが大工の棟梁の徳兵衛、一太郎が見た時は首を斬られた状態だったのに、翌日発見された時は首が落とされていたと言う程度の情報で止まった。

さて今晩は何か怪しい荷物が長崎から到着。そこに野寺坊と獺が来て、ちょっとした情報をもたらしてくれる。大工の棟梁の道具箱が現場から無くなっていたと言うのだ。徳兵衛は道具箱を持ったまま帰った筈なのに現場に無い。あんなプロが使う道具、素人が持っていても持て余す。だから古道具屋をあたればそれを売りに来た人間から辿れる話もある。一太郎は野寺坊と獺にお菓子をあげた。良い感じに妖と付き合ってるじゃないか。
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長崎からの荷と言うのはミイラだった。げ、これ人間の?あれを口にすれば長生き出来ると言う連中の求めに応じて商いをしているが、当の一太郎達はとても自分で口にする気持ちにはなれなかった。

しかしアレが入ったと言う事で、早速来る客がいる。どこかの大店の主みたいだ。流石に現物を確認して買うのだが、よくもまああの姿を見て口に入れようとするものだ。しかもこの升田屋、未だ小さい娘(15歳)が居るからその為にも長生きせねばと言い出して、あれ?これって一太郎と娶せたいのかと思ったら、その気らしい。病弱の若旦那と言う噂はあっても、相手が長崎屋と言う大店だから逆に身上が手に入る可能性もあるか。

そこに日限の親分来訪。彼は例の大工道具の話を始める。流石にそのスジだけあって、大工道具の件が分かったら古道具屋で道具を売った者をあたっていた。その結果、徳兵衛の道具は一式丸ごとではなくバラバラにして売られていた。しかもどの店でも売った者の風体に特徴を見いだせていなかった。このバラバラに意味ありそう。
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実はこの情報は、鳴家達もその場で一太郎に話そうとしたのだが、まさか親分との話を差し置いてそっちを聞く訳には行かない。後回しにされた鳴家達はあとでむくれるので、一太郎は期限を直してやろうとする。ここに屏風のぞきが割り込んで来たが、これがいけなかった。

我々をもっと大事に扱えと、扇子で一太郎をポンポンとしたのが佐助と仁吉がただ事で済まさなかった。まるで我を忘れたかの様な目つきで屏風のぞきを消滅させようとする。これは異常だ。何故そこまで。一太郎は必死で止めるが二人は言う事を一切聞かない。たまらず一太郎はお前達の主人は一体誰なんだと叫ぶ。

これで我に返った二人ではあるが、一太郎は二人の本当の主人が誰なのかと疑問を持つ。

そして今回新たな情報として、一太郎が「松之助兄さん」と呼んでる人がどうやら長崎屋の腹違いの兄だと言うのが判明。そのせいで別の店に奉公に出されているらしい。庶子としてすら認められていないのか。そしてあの夜はどうも松之助に会いに行って帰りが遅くなったみたいだ。
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今回、屏風のぞきの付喪神の件が出て、ひょっとしたら徳兵衛の大工道具も付喪神からみかなあ。大工道具の中の一つが付喪神になって、だから一揃えで古道具屋に売らず、バラバラで売って、その中から付喪神を一つ奪うのにあんな事件が起きたとか?

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