サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと・第13話・最終回
ミラが盗まれちゃいました(てへ)って星詠みの魔女メアリーから連絡があって、あいつは持ち主が男だとそれを食らうし、吸い上げた魔力は攻撃に使うし、ヤバい魔道具と言われていた。
これは大変とモニカはミラを探しに行く。フェリクスはリンに任せて。この祭はイザベルが楽しみにしていた祭でもある。台無しにしたくない。
ミラの反応を感知してリンによって飛ばして貰ったモニカ。その頃イザベルはモニカと一緒に来たかったと思っていたが、きっと今頃は大事なご用事をしてるんでしょう(背後)。
行った先にはあのひと探しを手伝ってくれたバルトロメウスがミラに取り憑かれて困惑していた。それを引き剥がそうとするが、ミラは空へ。ちょうどバルトロメウスは頭をぶつけて気絶したので、モニカがこれからどれだけの魔法を使うのかは目撃しない。
モニカは飛行魔法自体は使えないらしいので、杖を飛ばしてミラを追いかける。バランス取りに最初は困難があったが、そうだ、これは乗馬だ。フェリクスが教えてくれたあの姿勢で。
追って来るモニカにミラが攻撃。地上から魔力を吸い上げているからきりがない。なのでモニカは自由落下の姿勢にしてミラからの攻撃を一点に集約してそれを防ぎ切る。
こんな事が行われている時、メアリーさん、儀式を行っていた。これが王国のターニングポイントになる筈だと。ああ、やはりあんなゆるゆるの警備はメアリーが仕組んだものだったか。フェリクスの星詠みだけが10年前から出来なくなったと言うのを今回のモニカ巻き込みでどうにかしようとしたのだろう。
ミラの方は何とか暴走を止める事が出来る。
しかし、祭の方ではフェリクスはモニカが自分を捨ててどこかに行ってしまったのでは、自分と一緒は退屈だったかと探していた。でもモニカの返事は違う。一緒に祭を周りましょう。
これがメアリーが仕組んだモニカとフェリクスに深い関係を生む方法か。フェリクスは自分のお気に入りの古本屋にモニカを連れて行く。そこには沈黙の魔女の書いた論文が載ってる本もあって、ここでフェリクスは沈黙の魔女に憧れていると言うのをモニカに打ち明けた。びっくりのモニカだよ。そもそもいつ自分を見たんだと。
フェリクスは沈黙の魔女の論文を見つけたが、モニカが見て回った先ではあの父の本があった。焚書された父の本が残っていたのだ。もう二度と見る事は無いと思っていたのに。
これを買いたいと言うモニカに店主はそれは売るつもりが無いと言う。古い友人の本だから。でももし売るとしたら金貨二枚。ここの金貨の価値はいくらなんだ。店主曰く、お嬢さんが何年かかって払えるかと。それでもどうしても欲しいモニカに、フェリクスが金貨を出す。みんな父の研究が無価値だと言っていたのに、フェリクスは価値があるものだと認めてくれた。
そしてその後、今度はモニカの瞳の色のブローチをプレゼントしてくれる。これはまさに自分がそうしたい物なのだから受け取ってくれと。このブローチ、あのモニカの大切な物入れに収まる。
サイレント・ウィッチ、良かったよ。
二期どうするの?

