永久のユウグレ・第2話
何故か函館でコールドスリープから目覚めたアキラ。話を聞いてみると200年眠っていたらしい。その間に世界は全く変わっていた。どうも科学技術は一部の階層に握られていて一般市民は昔の凄い時代の事を知らない。一方で結婚に相当する人間と人間の契約は別の形態エルシーとなっていて、私個人としてはこの方が良いと思う。今の結婚制度って子供が本当に自分の子供なのかと言うのを男の方から担保する為の制度なので、DNA検査が出来る様になったらもう要らない。むしろそう言う昔の制度に同性婚みたいなのを無理矢理ねじ込むよりはこう言う契約関係にした方が良い。それで制度的に一帯感が守られるのなら。
問題は階級社会になってしまっている点。特に科学技術などを牛耳るOWELが、一段上の階級として下の階級を同じ人権で扱っていない。前回、このOWELにアキラの存在がバレてアキラは連行、アキラを匿った函館の住民が皆殺しにされそうになった所でユウグレと言うアンドロイドが出現してOWELの子安さんキャラをぶっ倒した。
しかしこのまま函館に留まってはOWELに存在を知られた場合に函館の人達にまた迷惑をかけるだろうとアキラはユウグレとともに函館を離れる事にした。取り敢えず自分が目覚めた函館山に行ってみたが、夜間だとよく見えない。
そこにユウグレが警戒する相手が出現。顔おなじじゃん、手抜き?とちょっと思ったけどそうかユウグレと同じに作られたあちらもアンドロイドか。ユウグレの隠蔽によってそのアンドロイドのヨイヤミとハクボからは一旦逃れる事が出来る。あの二人はOWEL側のアンドロイドらしい。
イデイから貰ったスマートウォッチでトワサのメッセージを聞いたアキラは、探さないでと残されていたものの、どうせもう200年経ったのなら生物的な寿命が来てると、トワサの痕跡を探す為に東京を目指す事にした。
と言っても津軽海峡がまずあるのですが、ここは運よく卸問屋の船に乗せて貰って大間に到着。大間で偶然出会った少女のアモルの案内で恐山から先へ進む事にした。別に下北半島の横浜町の所を通っても良いのではと思ったのに。それに卸問屋は青森に向かうと言っていたのに恐山からむつ大橋で青森へ行こうとする。何で?
アモルによると恐山はOWELが検問してるのでそれを避けた道を行こうと案内されて恐山の町へ。やけに賑わってる。
ところがアモルは裏切っていたのだ。恐山に居るOWELマールム....子安さんかよ!に捕まってしまった。まさかこの調子でこの先のOWELも子安さんなんじゃ。これだけで子安さんが終わる筈ないよね。
アモルは両親が残した「禁書」を返して貰うと言う約束で子安さんに情報を売ったのだ。いや、これ既視感アリアリで、案の定OWELはあんなものとっくに燃やしたと約束を破る。
あんな目に遭ったのにアキラはアモルを取り戻そうとする。それはアキラが持っている200年前、現代日本の価値観でもあり、そしてそれと相容れないユウグレにアキラはやはり君はアンドロイドなのだと言ってアモルを助けに向かった。

