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転生悪女の黒歴史・第3話

ソルからはイアナがどんな人間なのか見張りを継続すると言われたものの、ギノフォードからはすっかりコノハが好きな子として認められて安泰の日々を過ごすイアナ。これでゆるゆるとコノハの安全を見守っていれば殺される事もなかろう。

そう思っていたのに、イアナに来客ありけり。
その名はヨミ・ブラックサレナ。え?誰だっけ?イアナ、忘れてる。佐藤コノハはヒロイン至上主義で美少年は全部ヒロインを好きな設定にしたと思っていたのに。

しかし、ある時別の知識が入って来た。ヒロインを狙う美形もアリ。美形に殺されるのもアリ。
「これが人の成長か!」
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と言う事で、あの黒歴史の中盤に一人の悪役を投入。こいつの役割はコノハを殺そうとする事。思い出した。中盤以降ってすぐには思い出せないけど思い出した。中盤で魔王を倒す為に出かけたコノハをこのヨミが殺そうとするのだ。それは、序盤でヨミは愛するイアナがコノハのせいで処刑された事を恨んでの敵対行為だった。

ヨミがことに及ぶとその首謀者としてイアナがソルに認知され、ソルに殺される。ヨミを止めねば。

ヨミを説得する為には一対一で話をしなくては。まずは以前の設定を否定しなくては。なので以前はどうだったか分からないが今はコノハ大好きなんだよとヨミに言ったものの、ヨミが納得しない。つい最近コノハを殺す為に黒歴史の本を送れと言って来たから送ったんじゃないかと。アレはおまえの差し金かよ。それで佐藤コノハはイアナに転生したんだぞ。

改めてこっちの方が素だと言っても、それはコノハに洗脳されたんだと言うヨミ。
これは一筋縄では行かない。

なのでコノハと仲良くお茶をしてる場面をヨミは歪んで解釈する。イアナが喜んでコノハの為にお茶を淹れたのに、やはりコノハに使役されているのだとか。

今日もヨミの説得の為に探していたが、その場面をソルが見かけた。イアナがヨミに執心してるのを見てソルが反応する。いや、執事が御主人様の顔を気軽に触るとか駄目だろ。
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イアナなんてこれは死亡フラグかと思った。
それを見ていたヨミが誰にも知られずやるから心配するなと言うのだ。全然説得出来ない。これは危ない。

何とか話を思い出してコノハを守らねば。そう思ってイアナは夜中に動き出した。コノハの部屋に向かうイアナ。それを見かけたソル。コノハの部屋にヨミが侵入して来た。

だが、コノハは部屋の外に居たのだ。ヨミはコノハだと思ってイアナを攫い出した。屋敷の屋根の上でコノハを襲うヨミだが、それをイアナが跳ね返した。お、このカット、カッコいい。
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屋根の上で対峙する二人をソルが見かけた。だからそこへ向かったソルだが、二人の会話を聞き違える。ソルはコノハに必要な人だと言うのを、ただ単に「(自分にとって)必要な人」と聞いてしまった。その時、風に煽られてイアナが足を踏み外す。ソルが抱えてヨミと共に無事に着地。

あんな奴を放置して良いのかと思うヨミは、そうかあいつを殺せば良いのかと今度ソルもヨミのターゲットになった。

一方でヨミはソルを始末しようとする。そんな事をしたらやはり首謀者はイアナだと言う事で自分が処刑されてしまう。ああ、本当に面倒な事になったな、イアナ。

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