« 機械じかけのマリー・第1話 | Start | アルマちゃんは家族になりたい・第1話 »

父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。・第1話

情報量が多すぎる。
しかもタイトルの短縮版が「けよりな」以来の伝統のひらがな部分を拾った「ははのは」だった。最初何かと思った。

父は英雄、それは嘗て魔物の大群からテンバール王国を救った英雄ロヴェル。
母は精霊、その父を助け魔物を退ける力を与えしかも死にかけたロヴェルを救ったオリジン。

まあここまでは分からないでもない。一命をとりとめたロヴェルはオリジンの力で半分精霊になって、でも獲得した力を制御出来るまで精霊界に居たので王国では英雄ロヴェルはどうしたのだろうと言う事になっていた。今回やっと制御出来る程度になって来たので人間界に来て慣らし運転中。

ここにさらに複雑さを増すのがその二人の子として生まれたエレン。これがタイトルどおりに転生者。現代日本において物質を扱う研究をしていた女性(20歳以上なんだろうな)が何故か転生してしまった。だから現代日本における科学知識は持っていて、専門が物質研究なので精霊の力をそこに使って分子合成をしてダイヤモンドとか簡単に生み出せる。
参考資料

あれ?待てよ。これって現代の生物学的な知見からすると、分子の並びを自由自在に出来ると言う事は三次元構造の分かっているタンパク質とか簡単に作れる訳で、すげー創薬技術も持ってる事になるのでは?

さらにさらに話を複雑にするのはロヴェルの実家の話。ロヴェルには王女アギエルが王族の力で無理矢理婚約者にさせられていた。しかしそれが嫌で魔物討伐で命がどうなるか分からないと言う理由で婚約破棄をしていたのだ。諦めきれない王室はロヴェルの弟 とアギエルを結婚させてしまっていた。だがロヴェルが戻ったのならとアギエルはロヴェルに迫る。嘗てとは見る影もない姿で。

アギエルって、見た目と説明どおりの悪女扱いで行くのかな。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 機械じかけのマリー・第1話 | Start | アルマちゃんは家族になりたい・第1話 »