クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-・第11話
持病がかなり悪化したのでしばらく簡易更新になります。
炉の前では前ハイデン王がルナを炉に入れようとする。
外ではドレルをアリシアとロッドが阻止しようとする。
前ハイデン王曰く、ハイデン王家では命名の儀式をして炉に名を刻む。すると王位継承者は炉に身を投じて灰から復活して王となる。王太子はそれに恐怖して自害してしまった。ルナはまだ刻まれていないから自分で入れない。だから私が投じる。クレバテスは理解した炉に名を刻まれて炉の灰から復活した王が炉の言いなりになるのか。
ドレルはアリシアとロッドをあしらう。二人の渾身の攻撃にも動じず新たな目を出現させた。ドレル曰く。人類は1000年以上前の人類とは違う。今の人種からは真の勇者など生まれぬ。この偽りの伝説を終わらせるのだと。これはアリシアを通してクレバテスにも聞こえた。
クレバテスは炉を刺激して本体を出現させた。中身はただの書だ。永劫の書。こんなものの為にこの1000年間動かされていたのか。永劫の書を黙らせ、クレバテスは人の世に興味を失った。ルナを置き去りにして。

