クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-・第12話・最終回
まだ体調が復活していないので簡易更新になります。
ハイデンの炉も人類の勇者伝説もこんなものだったのかとすっかり失望したクレバテス。人族の世に全く興味を失ってルナを炉のあった場所に放置してもう人族に関わらぬと去ろうとしたその時、それらを聞いていたアリシアが叫ぶ。
ふざけるな、ここまでかき回しておいて立ち去るのか。旧人類とか真の勇者とかそんなものはどうでも良い。自分たちは今の自分たちで生きるし、クレバテスはルナの目を見て何とも思わないのかと。
そして振り返るクレバテス。ルナの目は青かった。
アリシアとロッドによるドレルとの戦いは、魔獣王の血を目一杯持ったドレルが相変わらず優勢だったが、アリシアの覚悟とトアラの決死の一撃がドレルの至宝を打ち砕く。王の鎚は当たっていたのだ。これで折れるドレルの至宝。至宝を失ったドレルを魔獣王ヴォーデインはあっさり見放した。これでドレルは雲散霧消する。すかさずロッドはドレルが倒れたのを触れ回り、ここにボーレートの侵略戦争は止まった。
クレバテスが連れて来たルナにトアラはそれが自分の子と認めて王としてのルナの帰還を喜ぶ。ネルルは自分みたいな身分の者が王子に乳を与えていたのを恐懼するものの、ルナを養ってくれたネルルに、トアラは身分など関係ないと迎えてくれた。
さて、お礼に何でもしましょうと言うトアラの言葉に、ほう、何でも?と思ったクレバテスさん、なんとルナの魔法教師をさせろと言うのだ。
クレバテス、面白かった。
TV放送後には出てこなかったけど、その後Xへのポストで二期があると言うので楽しみ。

