薫る花は凛と咲く・第12話
まだ体調が復活していないので簡易更新になります。
夏休みになったらみんなで花火と海。それは良いとして昴は大丈夫かいなと思ったらやはり一人だけ五人から離れた位置をいつも歩いていた。それは昴の性格がそうと言うのもさる事ながら、昔の記憶で男性が苦手だと言うのも大きい。
でもみんなそんな昴の様子を何となく見て、そして薫子は特に気づいていた。何か悩んでるの?
薫子が背中を押してくれて昴は凛太郎達に自分の事を明かす。自分はこの中に居てよいのだろうかと思っていたけど、でも自分は変わりたい。そんな昴に腫れ物を触る様な態度をする四人では無い。特に朔。いや、それ分からないっていきなり海水かけてそんな言葉を言っても。だから翔平がズバリと聞いたから昴に伝わる。みんなの気持ちも伝わる。変われて良かったと思う昴。
そして夕方になって来て今度は花火。と言っても翔平が一気に使うからあっという間に無くなってしまった。仕方ないなと言う事で凛太郎と薫子を荷物番に残してみんなは花火を買いに行った。ここで二人になる展開。
かと言ってこの二人はプラトニックだからいきなり何かをとか思っていなかったけど、線香花火が終わる様に今の時間が終わって欲しくない凛太郎が頭を空っぽにして言ってしまう。
「好きです」
すぐに翔平達が戻って来たからこれ以上の反応を返せなかった薫子だが、凛太郎はあんなに気持ちをぶつけたままではいられないと、次回最終回へ。

