クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-・第8話
体調が悪化したのでしばらく簡易更新になります。
だから虫タイプを操る相手は厄介なんだよ、どの作品でも。楽なのは相手が驕ってすべての虫を結集して巨大化するパターンで、それだとそれを一撃で倒せば終わり。でも分散したままだと面倒すぎる。
アリシア達は水車小屋に隠れたがメイナードの話に乗った村人の山狩であっと言う間に発見されて出て来いと求められる。そもそも勇者の地位で良い思いしてやがってとやっかみが入っていた。出て来ないのなら火を付けるまで、と言う段階でシロンの自警団の団長マークがそれを止める。先祖が苦労して作った水車小屋を燃やすのはならぬ。
アリシアはマークの求めに応じて外に出た。マークは問う。おまえは本当にクレバテスの所へ言ったのか。至宝はどうした?アリシアは答える。確かに行った。そして敗れてクレバテスの所で失った。外の世界とはどうだったか、外の世界に向かう価値はあるのか?やられる直前に見た外の世界は広大だった。無限に広がる世界。それを知らずに狭い世界にとどまる訳には行かないと。
マークはこれで納得。アリシアはちゃんと命令に従って戦った。あとは好きに逃げるが良いと言ったところでメイナードが襲撃。勝手に決めるなよと。
村人は小屋の中に逃げさせてアリシアが応戦するが最初に書いた様に大量の虫は厄介。しかも血液を蝕む毒まで持ってる。これ、クレバテス様が来ないと駄目じゃんと思ったら、来た訳ではないが、以前形になった分身クレバテスがアリシアに馬鹿者何をやってるんだと出現。そして至宝「滝割り」を渡した。虫も生物。構成要素の大部分は水だ。その水を操れと。
大量の相手にはこう言う面兵器が手に入ると勝てる。滝割りの凄まじい威力で水分を操って虫を一掃した。ついでにメイナードも。
これで動ける状態になったアリシアに、それで隔離されてしまった本体を解放しろと言う訳だ。あんな力があるドレルは何だと前回思ったが、クレバテス曰く、ドレルの背後にはある魔獣王が居ると。

