追放者食堂へようこそ!・第8話
体調が悪化したのでしばらく簡易更新になります。
予想外の展開!
そりゃヘンリエッタとビビアがいつまでただの食客(誤用:でも雰囲気的に合ってる)で居るんだとは思っていた。
ヘンリエッタとビビアがやけに浮かれていると思ったら今日は臨時休業して温泉に入ってバーベキューパーティーなのだ。何のイベントかな、社員慰安旅行と言う訳でもないしと思ったら開始のご挨拶はヘンリエッタがやってこそと言う。今度ヘンリエッタは騎士団に入る事になったのだそうだ。やっと定職に就けた。でも勤務地は?ビビアは参加するパーティが決まったそうだ。それに加えてバチェルも魔法学校の教員に決まったらしい。
あれ?このメンバー解散?特にバチェルが居なくなると追従者食堂がもう回らないのでは。
でもそんな事はデニスは気にしない。各々が進みたい道へ行くのが良いと言ってくれる。
このパーティーにボルボも後から肉持参で参加するんだけど、これ何か後で意味が出て来るのかな。ただの色付け?
ビビアがデニスにブラックスの名前について聞く。前回デニスがブラックスに拾われたのは回想で見たが、今こうしてるのはレベル90を超えた頃にあの料理長と喧嘩別れしたそうだ。当時のデニスは若くて驕っていた。その後料理長を見返す為にあちこちで修行をした。そして銀翼の大隊を追放されて今に至る。結局レベルは100にならなかった。
その頃、お店の方にはツインテとポニテがやって来たものの、臨時休業でがっかりしてる所だった。その時に店の裏から出て来た男二人がツインテを突き飛ばした事で怒ったツインテとポニテが男二人を捕まえる。そしてそのタイミング店に火の手があがる。
ああ、こんな展開に。戻って来たデニス達が見たのはもう手が付けられない程に炎上してしまった店だった。
店そのものもそうだし貴重な魔導書まで全部失ったのか。あの二人は夜の霧団でデニスに恨みを持つジョゼフ・ワークスタットと銀翼の大隊のヴィゴーが手下として夜の霧団を使って事に及んだ。ビビアが一番頭に来ていた。報復しましょうと。
しかしアトリエとかの事を考えると大きな組織相手に喧嘩を売るのは得策ではない、自分とアトリエは別の場所に移ると言うのだ。

