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サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと・第6話

リンジー先生が頭を抱えていた。何故この学園に社交ダンスが出来ない生徒が居るのか。一人はモニカで、そもそも貴族ではない上に入学もイザベルの付き人と言う資格で入ってるので不思議ではない。もう一人が前回登場のグレンだった。王子に焼き栗をプレゼントする程なので普通の貴族ではないとは思うが彼の素性は分からないが、兎も角貴族の嗜みには欠けていた。

この二人がダンスの再試験が危ういからと駄目な二人で練習させたらそりゃ駄目だろう。だからモニカの相手はニールがやってくれるけど、ニールも力量不足でした。伴奏は「友達の」ラナがやってくれた。

でもモニカなら足を運ぶ軌道計算をしたら大丈夫なのではと思ったが、その計算通りに身体が動かないかもしれない。

夜はネロも手伝ってくれるものの、足を踏むわ蹴飛ばすわ、やはり駄目だったらしい。

ところでこのダンスに対するフェリクス王子の期待からモニカは父の事を思い出す。人体は沢山の数字で出来ている。そうして沢山の病を癒やして来たのに、あの焚書みたいな場面は何だ。そして以前も出たモニカのトラウマみたいな過去。

ダンスが課題だなと思っていたら、お茶会の試験がある。こっちも必修科目。お茶会に関してはイザベルに相談したら任せろと。まずお茶会で駄目なのは選択が被る事。グループの他の人と同じのを出したら駄目、ってそんなの分からんがな。一応メンバーから推測してくれる。さらにイザベルがやってくれたのがそのグループで悪役令嬢が居て酷い事をして来た時の練習。久しぶりに悪役令嬢の出番よ。
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ともかく茶葉は用意した。ケイシーが茶葉が間違われない様にと缶の下に目印の紙を置いてくれる。が、これは間違える事件が起きるフラグかなと思ったら、違う方向だった。

お茶会のグループメンバーは、そのケイシーとラナと、そして以前チラとは見えたけど本格的に登場のクローディア。博識で歩く図書館とも言われるらしいが、どうもとっつきにくい。

最初にクローディアのお茶。ケイシーが美味しいと言ってもこの国のどこにでもある葉だと言うし、ラナがミルクを入れたいと言ってもこれはミルクティーに合わないと言うし。

そんなギクシャクしたグループだが、それを遠目に眺めていたのが、ああ以前ラナを突き飛ばしてモニカが階段を「滑走」する事になったヤツらか。今更モニカに恨みがましい目を送ってどうしたんだと思ったが。

ケイシーのお茶が終わり、次にラナのお茶。ラナは豪商の子だけあって特別高い葉を持って来た。確かに美味しい。しかしクローディアに言わせればこんな高い葉は茶会の相手を見下した選択ではないかと言うのだ。

ただ、このやり取りから話はあらぬ方向へ。言葉を交わしてくれる価値が貴方がたにあるのか。沈黙の魔女の事は知ってるか。クローディア、沈黙の魔女を称賛してるけど、モニカには針の筵。
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そう言えばノートン嬢、あなた沈黙の魔女と同じ名前ねと言われて、バレてはと慌てて自分のお茶の用意に行った。するとモニカの葉はゴミ箱に捨てられていた。ああ、あの恨みがましい目を送っていたヤツか。でも紙片に名前書いてなかったけど、置く場面まで見ていたのか、使用人が。ケイシーは自分の葉を使えと言うが、それでは被る。じゃあどうするかと思ったら、モニカが持って来たのは、それはコーヒーか。

お茶会だけどこのコーヒーは美味しい。モニカってコーヒー淹れるのが上手だったのか。みんな味には関心していた。でもお茶会にコーヒーは相応しくないとクローディアが言うと、モニカは自分の好きな物を好きな友達に飲んでもらいたいと言うから、ラナがぐっと飲み込んだ。

さて問題はダンスが残っていました。
練習場に行ってみたら「で、で、で、で、殿下」が居ました。シリルも。

まずシリルがモニカの相手をしてくれた。ああ流石のシリルか。リードが上手くて知らないうちにモニカがどちらへ動けば良いのか理解出来る。

そしてフェリクスが今度は相手。いくらエスコートされれば良いと言われてもガチガチに固まったらそれも難しい。フェリクスは気楽におしゃべりしたら良いと言うが、いやいや、モニカのおしゃべりしろと言うのはそれはそれで大変。その時、モニカがフェリクスの宝石に気がついた。これは凄い多面体。これは魔術に使えるのではとそちらに夢中になった。余計な事を考えなければエスコートされる。

しかし、うまく行ったのは殿下のブローチのカッティングのおかげです。余計な事を考えないで済みました。
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固まる一同。

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