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追放者食堂へようこそ!・第7話

アトリエが相続したワークスタット家の魔導書が希覯本すぎて魔術師が大挙して追放者食堂に押し寄せ大盛況。その中で、病気の人間を助ける為にこの本を貸してくれと言う者も居て、その人には特別に貸し出した。サブタイが「早く、良くなってね」だったので今回はその人の知り合いの治療かと思ったら違った。忙しすぎてデニスが倒れた。

医師の診立てでは働きすぎて疲労が溜まってそこに風邪だろうと言う事で、安静にして休むのが一番。当然アトリエ達は心配する。アトリエはデニスの側で看病するが、例の三人はどうしたらと考えた末に誰でも思いつくおかゆを作ってあげようと言う事になった。ただ、この中ではヘンリエッタは料理を一番任せられない。買い置きの良い肉を焼こうぜって、さっきおかゆにする事にしたろうに。
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こんな混乱、どうするんだと思ったら、まるで話は聞かせて貰ったとばかりにセスタピッチが店に入って来る。少しは混乱をコントロールしてくれるかと思ったらこいつは魔術の事になると駄目だった。いかにしておかゆをうまく炊くかと言う事でセスタピッチとビビアで侃々諤々の議論に陥る。そっちの話になると全く入れないヘンリエッタだが、逆に冷静になれた。

なのでそこに入って来たボルボの話をちゃんと聞ける。そんな面倒な事をしなくたって、炊飯器に水と米を入れるだけでちゃんとしたおかゆが炊ける。

一方で熱でうなされるデニスは昔の夢を見ていた。ああ、今回の風邪でデニスの過去語りの話になるのか。腹をすかせた孤児みたいなデニスがとある人物が落とした財布を拾って戻してあげる。こんな身なりなのに財布をちゃんと自分に返してくれるのかと思ったその人物は自分のレストランに連れて行ってチャーハンを食べさせてやるのだ。
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デニスはそこのレストランの料理長に拾われる事になった。そして料理を見様見真似で試してみる。それはある時はただのいたずらにもなっていたが、料理長は大目に見てやっていた。ただ、それで制御が効かなかった子供デニスは、パラパラのチャーハンが出来たと言って客の所へ持ち込んで食べさせてしまったのだ。まだちゃんとした料理が作れないデニスのチャーハンを食べた客は気持ち悪くなり、店内は騒動となる。これを見た料理長が一つ能力を使うと忽ちのうちにそのチャーハンは美味しい料理となった。デニスはここで初めて自分が勝手をする事がどんな事になるのかを学ぶ。

この店が前回登場の王都で最高峰と言われるブラックルズ。
前回の話の時はデニスがブラックルズの双子息子の片方かと思ったけど、どうもそれは違った感じ。

容態が少し落ち着いたのかアトリエが階下に下りて来て、おかゆを作ってると聞いて卵とじのおかゆにする事にした。確か以前卵がちゃんと割れないとと言うのを割り方を聞いていたから、あれから卵の扱いは出来る様になったのだろう。
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熱にうなされなくなったデニスにアトリエの卵粥。それを食べながら拾われた時のチャーハンを思い出す。

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