わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)・第1話
また男女二人が居たら恋仲になるのが当たり前みたいな思想のアニメなのかなと思って見始めたら、かなり違う方向に舵を切られた。
中学時代に陰キャで残念な人生だった甘織れな子は、それを吹っ切る為に中学時代の知り合いが来そうにない高校に入って、改めての高校デビューをしようと付け焼き刃の陽キャ設定をした。妹が陽キャだったので見た目とかはそれなりの完成度。
ところがまずうっかり仲良くなった王塚真唯のグループに入ったのが間違いだった。あまりに陽キャグループで甘織は息苦しくなってしまう。ある日逃げ出した先の校舎の屋上で王塚に呼び止められ、びっくりした拍子に転落。いや、校舎の屋上のフェンスそんな低い状態にしておいちゃ駄目でしょ。ともあれ王塚がそれを追って一緒に転落。大丈夫、私は運が良いからって何とか樹木に引っかかって無事だったけど。
これが縁で王塚とは今まで以上に仲良くなれた、と思ったら王塚から女性として愛してると言われてしまった。いや、そんな事は望んでいない甘織さん。
懸命に恋愛関係になるのを否定する。その時の甘織の理論はある意味で良かったと思う。恋人関係だと破綻した時にもう離れ離れだが、親友関係だと何かあってもまた一緒になれる。だから離れない親友関係になりたいと言う理論。
だけど王塚は聞いてくれず、やむなくある日は王塚が恋人関係の良さを、ある日は甘織が親友関係の良さを教え合う様にしようと決めた。その切替は王塚が髪を下ろすかまとめるかで決める。と思ったら、王塚がいつも髪をおろしたままにしちゃった。
王塚グループでは小柳が一瞬王塚と甘織の間を疑ったけど綺麗にはぐらかされた。でも瀬名はヤバいかもしれない。甘織がまるで天使と評したが、こう言う子に限って見通す目を持っていたりする。

