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サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと・第3話

モニカが歩いていたら階段の踊り場で誰かが誰かに皮肉を言っていた。婚約者のアーロンが退学して大変ねとか。アーロンって誰だっけ?後からあの会計で帳簿を誤魔化していたヤツと分かる。じゃあこの子は?これが意外な子。

それをラナが構わずに突っ込んで行くからカロライン・シモンズと口論になり、カロラインがラナを突き飛ばした事でそのあおりをうけてモニカが階段から転落。勿論魔法を使うとどうにでもなるが、今は隠しておきたい。と言う事で階段が斜面になる魔法を勿論無詠唱で使ったが、でも斜面たらそのまま当然滑り落ちるよね。摩擦係数を上げられなかったのか。防御結界だから仕方ないか。
参考資料

落ちた先に男性が居て、モニカを止めた。ラナが副会長と呼んでいた。公式で副会長を探すとシリル・アシュリー。モニカの方はシリルの手から冷たい魔力がほとばしってるのを察知した。

これは何事かと言うシリルにカロラインはいけしゃあしゃあとラナがその子を突き落としたと言う。家格が上の者の言葉は真偽問わずにそうである事になる。だとしたらラナが悪い事になってしまう。モニカは必死にワタワタした挙げ句、自分の不注意で落ちたと言う事にした。ただ頭の良さそうなこの副会長ならそれらの様子が不自然だと分かったろう。

さてそう言って逃げ出したモニカだが、上の階に行こうとしていたのは理由があった。あの植木鉢が落とされたバルコニーを見に行こうとしたのだ。そしてその部屋からピアノの音。未だ明確な紹介はないが、彼女はブリジット・グレイアム(声で判断)。バルコニーに用があると言うと通してくれた。

モニカがバルコニーから庭を見ようとしたものの、手すりが高くて見えない。近くにあった植木鉢をずらして(いや、ずらさんでも良かったのでは。でもそれだと後に続かないけど)それに乗ったら確かにここから落とした筈。植木鉢の軌道は全て計算済み。モニカだからね。植木鉢を動かしたら手袋は汚れる。

もう部屋を閉めて鍵をかけたいとブリジットに言われてモニカは気がついた。そんな足のつく事を刺客はやったのだろうか。

モニカはフェリクスの所へ。調べ上げた結果を携えて。犯人分かりました。

さて相変わらずアーロンの件でセルマ・カーシュが虐められていた。そのセルマをエリオットが生徒会室へ来いと呼び出す。

このタイミングで生徒会室に呼び出すのだから当然植木鉢事件の容疑者。モニカはフェリクスに言われて説明が始まる。植木鉢の落下軌道は計算で分かる、とまたハマりそうになったがフェリクスがしっかりそこを省略させる。あ、操縦術覚えたな。

あの日、あの時間の部屋の借りたのはセルマ。セルマ、花に水をやりにと言ったけどそのタイミングで起きた事ならこの時点でセルマ確定ではある。さらに続ける。あの植木鉢を移動させると手袋が汚れる。あの事件の直後、モニカはフェリクスに覆いかぶさられて気絶して保健室に行ったが、あれか、あの時に見てくれていたあの子がセルマなのか。あの時は手袋をしていなかった。その手袋は音楽室の近くのゴミ箱に土で汚れたセルマのイニシャル入りの手袋として発見されていた。あれ?未だゴミの回収されてなかったの?

でもこれで十分だった。セルマは全部白状した。さらにはアーロンをああ言う風にさせたのは自分だとも。このセルマの狼狽の仕方、アーロンの時と同じ。目が赤くなるし。これ、どちらも何かに操られてるな。

操られてるかどうかはこの時点ではモニカですら気がついてないみたいだから、セルマが犯した罪はそのまま罰せられなければならない。王族を害しようとしたので一族極刑は免れない。ただモニカは保健室で優しかったセルマが極刑とは心が受け入れられない。しかも自分が告発したのだ。フェリクス、どこまで読み取ったか知らないがアーロン同様の自主退学処分で済ませた。

それを告げたフェリクスが処理してる書類を見てモニカが目を輝かせる。そして間違いを指摘。これを聞いてフェリクスは「会計記録の見直しを手伝ってくれるか」と言う。
数字不足だったモニカは喜ぶが....
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それって生徒会の会計になれと言う事。

他の生徒会役員、特にあのエリオットがこんなヤツが会計?と大いに不満な声を出した。だが、もう実績を作ってしまった。過去5年分の会計記録を見て貰ったらちょっと席を外した数時間で全部処理してしまった。

会計記録を見てどう思ったとフェリクスに聞かれて、びっくりする程杜撰と答えたらあの副会長シリルが激怒。あ、常時冷静なキャラかと思ったらフェリクスに対して無礼があったら激怒するんだ。

エリオットのみならずそのシリルが不満でモニカの訂正を再チェックしていた。しかししっかり出来てる。ただ、モニカの文字を見て何か思う。

さて、今回の悪役令嬢。モニカが生徒会役員になったとは何事か!と茶器を破壊する音まで出して激怒する風を見せる。茶器が勿体ないと言うと、ちゃんとひび割れしてしまったのを大量に用意してあると言うのだ。流石イザベルさんだ。
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この時、イザベルはモニカがラナがやってくれた髪型に気が付き、自分もと言うが、アガサからは休日だけと釘を差された。でもこれって誰かに気づかれそう。ラナに気づかれるのでは。

クラスではそのイザベルの芝居の甲斐あってもうモニカが生徒会役員になった噂が流れている。ラナ、モニカにそれをきっかけで話しかけ、昨日庇ってくれたのを感謝。の表情。

フェリクスはシリルにモニカへ会計の仕事を教えてやれと言うけど、モニカはシリルが怖い。案の定、しごかれました。だが、その時に部屋が寒い。これはやはりシリルから冷気の魔力が漏れてる。

シリル、あの階段での事件は事後調査をしたらしい。やはり疑問を感じたから。その結果目撃証拠から実際に問題を起こしたのはカロラインだと分かった。ただ、あんな隠蔽したから調べるのに面倒だったと言う。

そしてシリルはモニカが自信を持てないと言う事に会長に認められたんだぞと。この時のモニカの過去の記憶は何だったんだろうね。

最後のシリル。このシリルも何かがおかしい。目が赤くなりかけてる。
資料を持って行こうとしてる「ソーンリー教諭?」とは果たして実在するのか。

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